希少な「神戸大学ビーフ」 最優秀賞も獲得の味を初のコース料理で ホテル・ラ・スイート神戸ハーバーランド | ラジトピ ラジオ関西トピックス

希少な「神戸大学ビーフ」 最優秀賞も獲得の味を初のコース料理で ホテル・ラ・スイート神戸ハーバーランド

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 品評会で最優秀賞を獲得するなど、品質の高さが認められている神戸大学ブランドの但馬牛「神戸大学ビーフ」をさまざまな料理で味わうコース料理が登場した。「ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド」(神戸市中央区)がホテル内のレストランで提供している。

ディナーコース(写真提供:ホテル・ラ・スイート神戸ハーバーランド)
ランチコース(写真提供:ホテル・ラ・スイート神戸ハーバーランド)

 神戸大学ビーフは、神戸大学食資源教育研究センター(兵庫県加西市)で生産された但馬牛。但馬牛は「神戸ビーフ」をはじめとする全国のブランド牛のもととなる牛で、同センターでは育種改良研究の成果として生産されている。今年7月に開催された枝肉の品評会「第224回神戸肉枝肉共励会」では「最優秀賞」と「優秀賞」のダブル受賞を果たし、どちらも最高級ランクの「A5」に格付けされるなど品質の高さが認められた。味はお墨付きだ。

 ただ、出荷頭数が少なく市場に出回る量も限られることから、大学関係者の口にさえなかなか入らない希少な存在という。これまで、兵庫県稲美町の焼き肉店や神戸市内のレストラン、東京を中心に展開するレストランで特別メニューとして提供されたことや、大丸神戸店(神戸市中央区)や日本橋三越本店(東京都中央区)で販売されたことはあったが、定番メニュー化され、1つのコースで複数の調理法を味わえるのは今回が初めて。

 神戸大学ビーフが食べられるのは、ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド内のレストラン「鉄板焼 心」。神戸大学ビーフをふんだんに使ったコース料理を、「五国“冬”フェア」のランチ、ディナー双方で楽しめる。

「五国“冬”フェア」コースメニューは下記の通り。(◆=神戸大学ビーフメニュー)

《ディナーメニュー》 14,300 円(税込み・サービス料別)
◆神戸大学ビーフの炙り寿司
◆神戸大学ビーフのコンソメスープ
◇香住ガニのクロケット
◇「心」特製サラダ
◆神戸大学ビーフすき焼き風 又は 活鮑の鉄板焼き
◇「心」特製カレー、又は兵庫県産特選米、又はガーリックライス 赤だし 香の物
◇一皿盛りのパティシエ特製デザート

《ランチメニュー》 5,390 円(同上)
◇季節の味わい
◇香住ガニのクロケット
◇「心」特製サラダ
◆鉄板で仕上げる神戸大学ビーフカレー
◇一皿盛りのパティシエ特製デザート

 なお同フェアでは、シェフが兵庫県内の生産者を実際に訪れ、厳選した食材の特徴を引き出したメニューを考案するのが恒例。今回のフェアにあたっても、同レストラン統括料理長の木下学さんが11月に同センターを訪問。肥育の様子を見学したり、関係者から但馬牛の遺伝的多様性の確保に関する取り組みについて説明を受けたりしたという。

「五国“冬”フェア」メニューの提供期間は2022年2月28日(月)まで。「鉄板焼 心」の営業時間は、ランチは午前11時30分~午後3時(ラストオーダー午後2時)、ディナーは午後5時~10時30分 (ラストオーダー午後9時)。予約・問い合わせは同レストラン、電話078-371-6644。


【ホテル・ラ・スイート神戸ハーバーランド 公式サイト】
【神戸大学食資源教育研究センター 公式サイト】

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