貴重! カエル・カメ・タナゴ なぜ姿消すのか | ラジトピ ラジオ関西トピックス

貴重! カエル・カメ・タナゴ なぜ姿消すのか

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 レッドリスト……環境省が作成した「絶滅の恐れのある野生生物の種のリスト」のことだ。日本の絶滅危惧種は3,732種で、準絶滅危惧種も合わせると、およそ3分の1の種がレッドリストに挙げられている。

 地球が誕生してから40億年。未知の生物を含めると三千万種とも推定される数多くの生物が存在する。恐竜のように自然に絶滅したものもいるが、我々人間の活動が引き起こす絶滅は桁違いの速さで進行している。恐竜時代の絶滅数は1000年の間に1種だったのが、1975年から2000年までの25年間では4万種、1日に4種の生物が絶滅したと言われている。

 絶滅の原因、アナタは何だと思うだろうか……。森林の伐採、化学物質による汚染、そして、乱獲や密猟、さらに外来種を持ち込んだり、里山を放置することでも生態系のバランスが崩れてしまう。

 兵庫県立 人と自然の博物館では、2020年1月5日まで「ひょうごのレッドリスト展」を開催中だ。標本や写真を使った紹介や、まだ生きている生物の展示するほか、セミナーも開催されるので、この機会に貴重な生物に会いに行き、環境について今一度考えるきっかけにしてほしい。

レッドリストの動物、写真左からニッポンバラタナゴ(谷本卓弥氏 提供)、アカウミガメ(姫路市立水族館 提供)、二ホンモモンガ
レッドリストの動物、写真左からニッポンバラタナゴ(谷本卓弥氏 提供)、アカウミガメ(姫路市立水族館 提供)、二ホンモモンガ

『ひょうごのレッドリスト展』
場所:兵庫県立 人と自然の博物館(2階企画展示室)
住所:三田市弥生が丘6丁目
問い合わせ:電話079-559-2201(代表)

関連セミナー
●ネズミ類の捕獲と計測(全2回)※申込み必要
日時:10月19日(土) 14:00~17:00、10月20日(日)9:00~11:00
定員:10名
受講料:500円

●ひょうごの貴重な生き物たち ※申込み不要、無料(要入館料)
【第1回】 哺乳類、爬虫類、両生類
日時:10月20日(日)13:30~15:30
定員:先着100名(当日受付)
【第2回】 魚類
日時:11月4日(月・祝)13:30~15:00
定員:先着50名(当日受付)

ホームページ https://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/red-list2019.html

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春名優輝PUSH! | ラジオ関西 | 2019/10/18/金 15:00-16:00

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