兵庫県内では9日、一日としてはこれまでで最も多い、10代から80代までの38人の新型コロナウイルスへの感染が確認された。県内の感染者は286人(死者13人 4月10日・午前0時現在)。
このうち宝塚市立病院に勤務する30代の女性看護師は、夫が8日に感染が確認されていた。宝塚市は院内感染の可能性は低いと判断し、10日以降も通常どおり診療を行う。
神戸西警察署では新たに50代の男性警部の感染が判明。7日に感染が確認された男性警視の妻で明石市の運転免許試験場に勤務する警察官の感染もわかった。
また感染のため西宮市内の病院に入院していた60代の毎日放送取締役の男性が死去した。
井戸敏三知事は感染者の増加を重くみて、外出の自粛と密閉・密集・密接の「3つの密」を避けるよう改めて県民に呼び掛けた。