女子バレーボールのトップカテゴリー、Vリーグ1部(V1)のヴィクトリーナ姫路が、海上保安庁のPRポスターに登場した。
地元・姫路海上保安部とのコラボレーション。海上での緊急ダイヤル「118番」のPRを担い、1月18日の「118番の日」に合わせて展開する。昨年(2021年)にも「海の事故ゼロキャンペーン」や「海のスペシャリストに~海上保安官募集」でもコラボしている。
■118番の日とは?
海上保安庁は、海上における事件・事故の緊急通報用電話番号として、警察の 110番や消防の119番のように覚えやすい、局番なし3ケタの電話番号「118 番」の運用を2000年5月1日に始めた。そして運用10年後の2010年、118番通報の重要性を訴えるため、1月18日を「118番の日」として、さまざまな啓発キャンペーンを展開するようになった。
ヴィクトリーナ姫路は今シーズン、上位進出を目指して奮闘中。地元・姫路での期待もふくらむ。ポスター協力を依頼した姫路海上保安部は「ヴィクトリーナの選手を応援していると、コロナ禍であっても色々なことに負けず、頑張らねばという気持ちになる。姫路海上保安部も地元の方々にとって身近で頼れる存在として、海を守りたい」と意気込む。
海上保安庁でも女性保安官の登用や活躍の場を広げるうえで、ヴィクトリーナの選手の活躍がイメージに合ったのもコラボのきっかけになった。
海上保安庁では 1979(昭和54)年から女性海上保安官の採用を始め、現在、約1000名の女性職員が全国各地で業務に励んでいる。 1988(昭和63)年には初の女性巡視船長、 2000 (平成12)年には初の女性パイロット(機長)、2017 (平成29)年には初の海上保安部長が誕生した。