国産腕時計ブランドのセイコーウオッチ株式会社(本社:東京都)が、グランドセイコー「44GS」55周年を記念して、特別素材のモデル2機種を発売する。
■“グランドセイコー”これまでの歩み
最高峰の腕時計を目指し、正確さ、美しさ、見やすさを高い次元で追求すべく、1960年に誕生したグランドセイコー。1967年に“セイコースタイル”を確立させたというモデル「44GS」を発表。ブランド誕生60年の節目となった2020年にはメカニカルムーブメント「キャリバー9SA5」とスプリングドライブムーブメント「キャリバー9RA5」を生み出した。さらに翌年には「キャリバー9RA5」と同等の性能を備えながらも、ケースの薄型化に成功した新モデル「キャリバー9RA2」を世に送り出している。
そんな“グランドセイコー”55年の歩みを記念し、今回は「キャリバー9SA5」「キャリバー9RA2」の限定モデル2機種が登場。全世界で各550本(うち、国内で各200本)の数量限定で、希望小売価格は104万5,000円~115万5,000円。2月24日(木)より発売される。
■世界最高レベルの耐食性を誇る、特別素材を採用
今作には、世界最高レベルの耐食性を備えた「エバーブリリアントスチール」を、ケースのみならずブレスレットにも使用。これはグランドセイコーとして初めてのことで、従来のステンレススチールよりも美しい次世代の先進素材が、55年の歴史を持つセイコースタイルを引き立てている。
そして、メカニカルモデル「キャリバー9SA5」はダークブルー、スプリングドライブモデル「キャリバー9RA2」はダークグレーのダイヤルを採用。グランドセイコーがこれまで歩んできた長い歴史、そしてこれからも継承していく未来、そんな時の流れを表現しているという。