宝塚歌劇団OGの千城恵が、1月31日に放送されたラジオ番組『ビバ！タカラジェンヌ』（ラジオ関西、月曜午後8時〜）に出演。今年舞台生活50周年を迎えるにあたっての心境や、自身が舞台に携わるうえで大切にしている信念について語った。
現在も、地元の兵庫・姫路市でダンスやシャンソン、ミュージカルを広げる活動を精力的に行なっている千城。1月23日には、芦屋ルナホールでオリジナル・ミュージカル『HYOGOシャンソン・ミュージカル＆レビュー・ショー9』を主催。「舞台は準備とお稽古に時間がかかるので、たくさん上演することはできないけれど、その合間にライブやコンサートができれば」と話し、記念すべき50周年の幕を開けた。
今後の展望については、「私たちの師匠である深緑夏代先生が70周年（コンサート）をされましたので、70周年を目指して現役でがんばっていけたら」と語った。千城の力強い言葉に、パーソナリティの小山乃里子は「タカラジェンヌのすごさというのを、しみじみと感じる」と、思わず感嘆の声をもらした。
「まだまだいっぱいやりたいことがある」と声を弾ませる千城は、今も日々勉強中なのだそう。特に、ジャズシンガーのJanette（芦屋市在住）との出会いは千城に大きな影響を与えたようで、彼女の歌声に感銘を受けた千城は、「私もあんな風に歌えたらいいな」という思いから、現在もレッスンに通っていることを明かした。
また、主催する舞台やイベントにはさまざまなゲストが出演。「皆さんが助けてくださらなかったらなんにもできないので、皆さんに感謝です」という言葉からは、人との出会いを心から大切にしている千城の信念が伝わってきた。
50周年記念コンサートは、5月15日に姫路キャスパホール、5月29日に東京の千代田区立内幸町ホールで開催予定。さらに、演出・構成を担当する舞台の上演も控えており、3月13日にミュージカル『モンキーパラダイス5』、7月18日に『HIMEJIパリ祭2022 Dramatique＆Concert』が開催される予定。ほかにも、10月2日には同じく宝塚歌劇団OGの安奈淳をゲストに迎えての主催公演『HYOGOシャンソン・ミュージカル＆レビュー・ショー10』が予定されている。
50周年を迎える今年も、千城の活躍から目が離せない。
ラジオ関西『ビバ！タカラジェンヌ』
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