女優の武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)。2月12日放送回では、男女ツインボーカルの3人グループ「Awesome City Club」のPORINがリモートでゲスト出演。音楽に触れるきっかけや、学生時代にカバーしたチャットモンチーの楽曲についての思い出などを語った。
Awesome City Clubでは、ボーカルだけでなく、プロデュースも手掛けているPORIN。「楽曲だけでなく、MVやビジュアル、ライブ内容、衣装をどうするかなど、その世界観を作るためにもたくさんいろんなことをしなければならないですが、それを作るのはすごく楽しい」という。「全部責任を持ってやりたい性格なので。あとで後悔したくないですし、人のせいにもしたくない、ちゃんと自分で考えたいなというのが、根本にあります」と、制作すべてにかかわる思いを話す。
そんなPORINが音楽と出会ったのは幼少期。「初めて楽器に触れたのはピアノでした。小さい頃に習っていたのもあって。また、母親がすごく音楽が好きだったので、それを聴くなど、身近に音楽というものがありました。原体験としてあるのは、中学のときにバンドを組んで、初めて人前で披露したときです。中2かな……」。
音楽に本格的に取り組み、プロとしての道を意識するようになったのは、路上ライブを行っていた大学時代。「大学に通いながら1年間、毎日路上ライブをしていたのですが、そこからちゃんと形にしてきたいなと思い始めたような気がします。まだ無知だったので、闇雲にやっていましたね(笑)。路上ライブも当時は盛んだったので、そこでなにか行動を起こしたら、未来につながるような気がして。結果、それがつながったのでよかったです」。
路上ライブでは、カバー曲を中心に披露していたというPORIN。そのときによく歌っていたというチャットモンチーの楽曲には思い出があると振り返る。
「チャットモンチーと出会ったのは中学生くらいだったかな。ファーストアルバムを聴いて、たぶん衝撃を受けたような気がします。『サラバ青春』という、卒業に対する思いを書いた曲があって、それがめちゃくちゃ大好きで。中学のときに初めてステージに立って歌った曲が、その『サラバ青春』で、送別会だったんですが、先輩に向けてその曲を歌った、いい思い出があります」
今度は、自らがかかわるAwesome City Clubの楽曲が、若い世代からカラオケなどで歌われるようになっている。カバーされる存在になったことについて「信じられないですね……うれしい!」と、PORINはにこやかに答えていた。
※ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』2022年2月12日放送回より
『武田梨奈のこだわりな時間』
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