吉本興業のお笑いコンビ・マユリカ(阪本・中谷)がPodcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)で、コンビのキャッチコピーについて語った。
テレビ番組などでお笑いコンビを紹介する際に、付けられることの多い“キャッチコピー”。しかし阪本と中谷によると、これまで“マユリカ”にしっくり来るキャッチコピーがついた経験がほとんどないとのことだ。
最近では、「マユリカ」というコンビ名の由来が「阪本の妹の名前である“マユ”と、中谷の妹の名前である“ユリカ”を合体させた」というものであることから、「妹系漫才師」というキャッチコピーがつけられてしまうことすらあったという。そのため、この日は番組のリスナーから“かっこいい”キャッチコピーの案を募集し、良かったものを読んでいくことになった。
まずは阪本が、中谷個人に宛てられたキャッチコピーを読み上げる。1つ目の「アンチ清潔感・中谷」というキャッチコピーをはじめとして、普段から遅刻などの印象が強い中谷に対し「クソ野郎」とシンプルで口の悪い言葉や、本人の見た目にちなんだ「焼きそばヘアカナブン」などのフレーズが寄せられた。一方で、阪本に向けられたキャッチコピーはあまり数が集まらず。さらにその数少ない案の中でも、「知らないサッカー部・阪本」などと、かなり感覚的なものが多くを占めた。
各個人につけられたキャッチコピーを確認した後は、コンビに向けて付けられたキャッチコピーを読み上げていく。しかし、届いているメール全体をザッと確認した阪本によると、「悪口のオンパレード」とのことだった。
番組で紹介されたのは、賞レース決勝の当日棄権をはじめとする数々の不運に見舞われながら生き抜いてきたマユリカを一言で表現した「大殺界の生き残り・マユリカ」。続いて、しばしば「おばさんに見える」と言われる中谷の見た目から「ほぼ男女漫才師・マユリカ」というキャッチコピーも紹介される。そして、阪本が「これ信じられへんねんけど、同じのが3、4通ある」と前置きをして読み上げたキャッチコピーは、あろうことか「右金玉左金玉・マユリカ」だった。
“かっこいい”キャッチコピーを求めていたにも関わらず、思いもよらない結果となってしまった2人。最後に中谷は「たまにはリスナー募集企画もやっていきたい」 と前向きな姿勢を見せたが、そこで阪本は何かに気づいた様子。「“クソ野郎”とかいろいろ言われたのに」「よく(リスナー募集をやっていきたいと)言えるな」と、酷いキャッチコピーが集まってしまったにも関わらず、前向きな相方の異常さを指摘すると、中谷も我に返ったように「麻痺してるわ……」とつぶやいた。
(ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』#17 キャッチコピー より)