2月22日は「猫の日」。愛猫家の学者・文化人が構成する委員会が、一般社団法人ペットフード協会と協力し、「2(ニャン)」の語呂合わせで猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を、という趣旨で1987年に制定した。
特に2022年は、鎌倉時代(承久・貞応年間 1222年2月22日)以来、800年ぶりに「2(ニャン)」が6つならぶ「特別な猫の日」となる。
清酒「白鹿」ブランドを展開する辰馬本家酒造(兵庫県西宮市)は2月22日の「猫の日」にちなみ、「黒松白鹿 ネコダスケ 特別純米 山田錦 720ml瓶詰」を発売した。予約開始日だった2月4日当日に予約枠が埋まり、オンライン販売分・店頭販売分の計222本が完売した。
『黒松白鹿 ネコダスケ 特別純米 山田錦』は、SNSを中心に人気のイラストレーター・オキエイコさんが、野良猫実質的殺処分ゼロへの想いを込めてデザインした、限定オリジナルラベル。ラベルにはやわらかいタッチで猫達がゆったり過ごしている姿を表現。遊び心があふれるラベルに仕上げた。
猫の日の語呂合わせで、販売価格を1本2,222(にゃにゃにゃにゃ)円(税込)、このうち222(にゃにゃにゃ)円分を西宮市の「動物愛護基金」に寄附する。
■人と動物の共生~殺処分ゼロへの思い
西宮市は「人と動物が共生できる街づくり」に向け、所有者のいない猫に対する不妊去勢手術などの支援事業や、動物管理センターで保管する犬猫などの動物の譲渡推進事業の取組みに活用し、センターへ持ち込まれる犬猫などの引取り数の削減、実質的殺処分ゼロの取組みを進めている。
その西宮の地(灘五郷の一つ・西宮郷)で360年酒造りを営む辰馬本家酒造は、西宮市の動物愛護活動への寄附を通じて、地域の社会課題解決に貢献したいとしている。