今年も、3月は「自殺対策強化月間」とされ、自殺についての誤解や偏見をなくすための取り組みが全国で行われるなか、兵庫県もそれぞれの悩みなどに応じた相談窓口を設けている。
「兵庫県いのちと心のサポートダイヤル」では、こころの悩みや不安な気持ちなどに対応し、電話相談だけでは難しい場合は、最も適した他の相談機関や、相談窓口などを紹介している。電話078-382-3566、平日は午後6時から翌朝8時30分まで、土日祝は24時間、受け付けている。
「ひょうご女性サポートホットライン~ここふれ~」では、県内在住の女性を対象に、「コロナ禍の中でも女性が生きることをあきらめないように」と、女性が抱える生活上の悩みや就労に向けたアドバイスを行っている。具体的な相談内容としては、▼コロナ等により日常的に不安や孤独を感じる、▼働きたいけど働き口がない・生活が苦しい、▼パートナーからDVを受けているかもしれない、▼学校に行きたいけど行けない、▼子育てに悩んでいる……など。電話0120-62-3588、開設時間は(火)~(土)の午前9時から正午、および、午後1時から午後4時まで。
「新型コロナウイルス感染症に関する電話相談」では、新型コロナウイルス感染症の影響による生活や労働の問題、消費者問題などを扱っている。電話078-341-9600(主催:兵庫県弁護士会)、開設時間は平日の午後6時から午後8時まで(※受付は終了時刻の15~20分前)。
そのほか、解雇・多重債務・生活保護・家庭の問題・心の悩み相談などに弁護士や精神保健福祉士が対応する「夜間法律電話相談」も。電話078-341-9600(主催:兵庫県弁護士会)、受付は(土)が午後5時から午後8時まで、(日)は午後5時から午後9時まで(※受付は終了時刻の15~20分前)。
眠れなかったり、早退や遅刻、休みが多くなったり、原因不明で体調が悪かったり、お酒の量が増えたり、何もかもにイライラしたり……そういった不安を感じたときには「ひとりで悩まず、家族だけで抱え込まず、その思いを相談してください」と、兵庫県は呼び掛けている。