吉本興業のお笑いコンビ・マユリカ(阪本・中谷)がPodcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)で、中谷が14歳当時に描いた漫画の内容を振り返り、販売に向けて案を出し合った。
この日の配信で「体操小僧の弟子」というラジオネームのリスナーから、番組宛てに届いた1通のメール。この「体操小僧」というのは、マユリカ中谷が中学生から大学生まで書き続けていたブログで名乗っていたハンドルネームである。そして、そのメールは「かつて、マユリカ中谷さんのブログの常連だったものです」という衝撃的な1行目から始まった。
その内容は、「中谷が過去に描いていた漫画をまとめた本を番組グッズとして出して欲しい。特に、14歳の頃に描いていた漫画『BIRTH DAY』の内容が忘れられない」というもの。18年も前のブログの読者が現在もリスナーとして番組を聴いていること、そして、当時描いていた漫画の内容をかなり詳細に覚えているということに2人とも驚きを隠せない様子だった。
そこから話題は14歳の頃の中谷による漫画『BIRTH DAY』の内容へ。リスナーのメールによると、この作品は「各々の誕生日ごとに特殊能力が割り当てられた世界で、うるう年の2月29日に生まれ、特別な力を持つ少年“ウル”が能力を用いて戦っていく」というストーリーである。さらにこの漫画は、週刊少年サンデーの新人漫画賞である「まんがカレッジ」の「あと一歩で賞」も受賞していたという。
このメールを受けて阪本は「『BIRTH DAY』の設定はおもしろそうやな。(実際に)読んでつまらなかったけど、設定は良い」「今やったらもう少しおもしろくできるんちゃう?」と中谷に改めてリメイクすることを促す。さらに、「2人で漫画描いて一儲けするっていうのは?」と、このラジオのことや本職の存在を完全に無視した提案もあった。
阪本は、作品の設定が盗まれることを危惧しながらも『BIRTH DAY』について案を出していく、そして「誕生日当日、力が倍増する」「主人公はもともと無能力とされている」など追加の設定を2人で編み出した。
しかし、強くて賢いキャラクターや、難しい設定を描いた漫画を成立させるためには「作者が賢くないと描けへんと思う」と心配する中谷。「『DEATH NOTE』を俺が描いてたら矛盾だらけ」と語ると、それに対して阪本は「そこは俺のこのスペシャルコンピューターを貸し出すわ」と自分の頭脳を貸すことを提案。さらに、今後番組の対決コーナーで「1か月で漫画を描いてくる」という罰ゲームを課すという案も出され、2人で漫画を描き上げる未来に一歩近づいた。
(ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』#28 BIRTH DAY より)
僕も手帳アート展に作品を出させてもらいました!!
— マユリカ中谷 (@YutaNakatani) March 13, 2018
『ありそうな少年漫画の1巻の表紙』
です!
展示会のあと抽選で販売もされるようなのでよろしくどうぞ!!?♂️
また、今日の夜に手帳アート展の告知LINEライブに出させてもらいますのでそちらも!! pic.twitter.com/L4PQR1eo8A