「第二ボタン」はもう古い!? 令和の卒業式の定番は「花束サプライズ」 生花店も驚き 「急に増えて…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「第二ボタン」はもう古い!? 令和の卒業式の定番は「花束サプライズ」 生花店も驚き 「急に増えて…」

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

「制服の第二ボタンを好きな相手に渡す・もらう」経験をしたことはありますか? この習慣をおこなう理由には、「心臓(ハート)」に一番近い場所にある第二ボタンをもらうことで、「ハートをつかむ」という説や、第二ボタンに「一番大切な人」という意味が込められているという説、映画のシーンが起源という説などがあるそうです。いずれにせよ長年、定番となっているロマンチックな風習ですよね。

第二ボタンを渡すのはもう古い!?

 しかし、今もしかしたらその風習は古いかもしれません。令和の中学生や高校生が好きな相手に渡すのは、「花束」だそうです。

 その流行の様子を確認することができるのが動画投稿アプリ「TikTok」。友だちや家族に協力してもらい、好きな人に花束を渡す場面を撮影した動画が数多く公開されています。

「卒業式に来られないと聞いていた彼氏がサプライズで花束を持って来てくれた」

「自分の卒業式終わりに、走って彼氏の学校に向かって花束を渡した」

 映画『花束みたいな恋をした』(2021年)の主題歌であるAwesome City Clubの『勿忘』をBGMに設定したこのような動画がこの卒業シーズン、毎日のように投稿されており、どれもいいねが多くついていて話題になっています。

Awesome City Club / 勿忘 (MUSIC VIDEO)

 また、Instagramのアンケート機能で、「花束サプライズ」について調査してみたところ、「他校の彼氏が卒業式に来てくれて、ピンクの花束をもらいました!」「周りに茶化されたけど(花束をもらって)うれしかったです!」などの声が届きました。

 ちなみに、花束を渡す相手は好きな相手だけではなく、「パパとママに渡したらパパが泣いちゃいました」「親になら渡しました!」と家族へのサプライズで感謝の気持ちを伝える場合もあるようです。

卒業式で意中の相手に花束を渡すTikTok動画が増えています/(C)123RF.COM
LINEで送る

関連記事