“果樹の里”伊丹市東野産のマイヤーレモン、スイーツやリキュールになって期間限定で販売 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“果樹の里”伊丹市東野産のマイヤーレモン、スイーツやリキュールになって期間限定で販売

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 60年以上前から兵庫県伊丹市東野地区で育てられているマイヤーレモン。伊丹市のマスコット「たみまる」から名前をとって「たみまるレモン」と名付けられた果実は、12月下旬から3月が食べごろ。そのおいしさを爽やかな春の季節にも味わってもらいたいと、「たみまるレモン」の果汁や皮を使ったスイーツやリキュールが、期間限定で伊丹市内に登場する。

 伊丹東野産のマイヤーレモン「たみまるレモン」は、レモンとオレンジ、またはマンダリンの自然交配種と言われ、通常のレモンよりひとまわり大きい。糖度が高く、酸味が少なく、果汁がたっぷり。そのまま食べてもおいしいが、皮が薄く苦味が少ないため、皮ごと料理やお菓子作りに使いやすい。

マイヤーレモン「たみまるレモン」(写真提供:伊丹市)

 東野地域で栽培が始まったのは、1960年ごろ。アメリカから持ち帰られたマイヤーレモンの苗木を、苗木農家が譲り受け、育て始めた。同地域は江戸時代から続く苗木の産地。職人の技術で、アメリカと気候風土が違う都市部での生育に成功し、今でも栽培に力を入れている。

 そんな伊丹の特産品が、爽やかさはそのままに、形を変えて楽しめる。伊丹市内の和洋菓子店や酒造会社など5店舗が「たみまるレモンのうまいモン」として、スイーツやリキュールの商品を開発し、期間限定で販売する。

 商品は、▼菓匠寶樹庵「たみまるレモンのレアチーズ大福」(200円)、▼Smile-Yamすみれ家「たみまるレモン村雨たると」(184円)、▼ケーキの店フランダース「たみまるレモンケーキ」(180円、4月20日ごろから販売)、▼がおさん家のぱん屋「たみまるレモンパン」(216円)、▼伊丹老松酒造直売所「マイヤーレモン酒」(300ml 770円/720ml 1650円)。(※価格はすべて税込み)。一部の店舗ではすでに販売がスタートしているが、4月から5月の間、店によって販売期間が異なる。

菓匠寶樹庵「たみまるレモンのレアチーズ大福」(写真提供:伊丹市)
Smile-Yamすみれ家「たみまるレモン村雨たると」(写真提供:伊丹市)

ケーキの店フランダース「たみまるレモンケーキ」(写真提供:伊丹市)
がおさん家のぱん屋「たみまるレモンパン」(写真提供:伊丹市)
伊丹老松酒造直売所「マイヤーレモン酒」(写真提供:伊丹市)



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