神戸のウォーターフロントに優雅な人力車登場! 「座席フワフワ」「潮風気持ちいい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

神戸のウォーターフロントに優雅な人力車登場! 「座席フワフワ」「潮風気持ちいい」

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 再開発が進む神戸のウォーターフロントエリアに、新たな移動手段として人力車「リムジンリキシャ」が、4月1日に登場。メリケンパークを訪れた人からは、「神戸に人力車!」と驚きの声も聞かれた。

神戸に人力車が登場

「リムジンリキシャ」はリムジンと人力車を合わせた造語で、神戸の街にマッチするよう「ラグジュアリー」な外装で、俥夫(しゃふ)は「トランスポーター」と呼び、スーツに地下足袋のようなユニフォームは「コンシェルジュ」をイメージしている。

ラグジュアリーな「リムジンリキシャ」
「リムジンリキシャ」の脇にたたずむ「トランスポーター」 神戸メリケンパークにて

 人力車が発明されたのは1870(明治3)年。同年6月には神戸でも営業が始まったとの記録があり、神戸埠頭やメリケン波止場、生田神社、居留地などで人力車が活躍していたという。開港当時の神戸に思いを馳せながら現代の神戸を巡る“タイムマシン”として期待される。

 基本コースは神戸のウォーターフロントエリア。新港突堤エリアからメリケンパーク・ハーバーランドなどを巡るモデルコースの他、「こんなところに行きたい」という要望にも「人力車が入っていけるところなら可能な範囲で」応える。トランスポーターは、これまでに京都や東京・浅草で経験を積んできたといい、「神戸の坂も大丈夫。神戸の魅力と伝えていきたい」としている。

 試乗した女子大学生は、「高級感があって座席もフワフワで安定感がある。潮風を感じることができるので気持ちよかった」と話した。


【リムジンリキシャ公式サイト】

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