宝塚歌劇団雪組の和希そら 「このために生きている」 雪組生としてお披露目の『夢介千両みやげ』で実感 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団雪組の和希そら 「このために生きている」 雪組生としてお披露目の『夢介千両みやげ』で実感

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 宝塚歌劇団雪組の和希そらが、4月4日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。「大江戸スクランブル『夢介千両みやげ』」「ショー・スプレンディッド『Sensational!』」について、現在の心境や自身の見どころを語った。

「ハッピーな、気持ちを軽くして観られるお芝居」と評する今作では、トップ娘役の朝月希和が演じるお銀の仲間で“すり”の少年、情報屋の三太を演じる和希。自身の演じる役柄について、「彼の育ってきた環境が、(人として)ひねくれている部分に影響しているところはあるんですが、その環境だったからこそ、人の気持ちがわかって、人に優しくしてあげられるのかなと思います」と話し、日々演じているなかで役への理解を深めていることを明かした。

 当公演を観て、客席から生まれる温かな雰囲気を肌で感じた番組パーソナリティーの小山乃里子は、「やっぱりタカラジェンヌとしては舞台が命だもんね」とコメント。この言葉をうけて「生の舞台を観ていただけるということが、なにより一番うれしいことです」と、胸の内を吐露した和希。さらに、「無観客(公演)や中止などのいろいろな経験を経て、また今こうして、お客様に直接足をお運びいただいた空間で舞台に立てていることが本当に幸せで、『私はこのために生きているんだ』と日々思いながら演じています」と続け、現在の心境をしみじみと語った。

 和希にとって、今作は宙組から雪組への組替え後初のお披露目公演ということもあり、稽古場では多くのことを吸収したのだそう。さらに、同期の朝月や妃華ゆきのが今回の組替えを喜んでくれたと明かし、組を超えた同期愛が垣間見えた。

「ショー・スプレンディッド『Sensational!』」は、和希も「近年こんなに激しいショーはなかなかなかったかな」と語るほど、エネルギッシュなダンシング・ショー。自身の見どころを尋ねられると、ショー後半にあるプラズマとオーロラのシーンを挙げ、「彩風(咲奈)さんと一緒に踊らせていただくところは、本当に毎日ただただその空間と咲奈さんを感じながら、踊る一回一回が『気持ちいい!』と思いながら踊っています」と、熱く語った。

 雪組宝塚大劇場は4月18日(月)まで上演予定。東京宝塚劇場公演は、5月7日(土)〜6月12日(日)で日程が組まれている。


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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2022/04/04/月 20:00-20:30

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