女優の武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)4月9日放送回に、シンガーソングライター・ひらめがゲスト出演。TikTokで「バズ」った大ヒット曲「ポケットからきゅんです!」の誕生エピソードや曲作りへのこだわりなどを語った。
TikTokでは162.7万フォロワー(4月7日現在)を持つ、大人気TikTokerの、ひらめ。普段から顔出しせずに活動していることでも話題となっている。
パーソナリティーの武田から「ひらめのお面をかぶられていますが、顔出しをしないで活動する理由は?」と問われると、「もともとTikTokを始めたときから顔出しはしていなくて、顔を出すタイミングもわからなくなり、それで出せていないのと、単純に恥ずかしいので。あとは歌詞に注目してほしいというのは大きいです」と、その思いを吐露する。
シンガーソングライターの井上苑子が好きで、趣味で音楽をやっていたなか、2年前にTikTokを始めて、そこから本格的に音楽活動の道を歩むことに。ひらめが今まで制作した曲は「TikTokのために作っている曲、サビだけ作った曲が多くて、それだけだと数えきれない感じです」。
曲作りの発想については、「歩いていたり、お風呂に入っていたり、ご飯を食べていたりするとき思いつくことが多くて、そういうときに携帯で録音して忘れないようにしています」と語る。また、SNSのDM(ダイレクトメッセージ)で寄せられる恋愛相談をもとに曲を作ることもあるそう。「ファンの方からの恋愛相談のほうがリアルというか、すごくかわいらしいなと思います。めっちゃ細かく、本当に1つのお話みたいに送ってくださるので、こっちも想像がつきやすい、書きやすい感じがします」。実際に発表するものについては、歌詞を作ったあと、メロディーをいくつか制作し、「地元の友だちに送って、『どれがいい?』と聞いたりしています」。その反響の多かったものを世に送り出しているという。
武田は、ひらめの楽曲について、「一言一言、乙女心をくすぐられるような歌詞なので、すごくかわいい! 自分じゃなかなか言えない言葉だけど、そういうキュンとする気持ちもわかるなと、歌詞を通して感じます。かわいらしい歌声もいいですね!」と絶賛する。
また、武田からは「なぜ『ひらめ』という名前にされたのですか?」という質問も。
「これは自分のフルネームからとったあだ名で、友だちがつけてくれたもの。その子(友だち)からしか呼ばれていない感じですが。」と答えた、ひらめ。「もともと『ひらめ』という名前でSNSをやっていて、その延長戦という感じで、そのまま使っています」。TikTokでの大反響もあり、この2年で生活は「全部変わりすぎた」というが、「応援してくれる方がいるというのが一番大きいですね」と、ファンに感謝を述べる。
そして、ひらめといえば、「ポケットからきゅんです!」。「本当にパッと思いついた感じ」というこの曲は、サビの部分を投稿すると瞬く間に広まり、多くの著名人も振り付きで投稿。「キュンです」ブームを巻き起こした。「今まで見てきた方が自分の曲で振り付けしてくださるのがすごいなと思って。うれしい気持ちもあるんですが、びっくりしすぎて、驚きのほうが大きいですね。振り付けは私じゃなくて、誰が考えてくれたのかがわからなくて……(大流行したのは)不思議な感じですね」。
『武田梨奈のこだわりな時間』
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@hirame811 きゅんです!のうた。作りました?#きゅんです#おすすめのりたい#オリジナル #弾き語り ♬ きゅんです - ひらめ