兵庫で2010人感染 医療機関2か所でクラスター 新型コロナ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫で新たに2010人感染、加古川・龍野両健康福祉事務所管内の医療機関でクラスター 新型コロナ

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 兵庫県は10日、県内で新たに2,010人が新型コロナウイルスに感染したと発表した(うち111人はみなし陽性患者)。自治体別の感染者は、神戸市=518人、姫路市=190人、尼崎市=229人、西宮市=213人、明石市=113人、県健康福祉事務所管内=747人。感染者の総数は35万2,819人となった。直近1週間の新規感染者数は1日あたり1,901.7人。

 加古川健康福祉保健事務所管内の医療機関でクラスターが発生し、入院患者8人の感染が確認された。今月1日に入院患者2人の感染がわかり、対象者の検査を行ったところ、10日までにほかに6人の感染が確認された。この医療機関では感染対策を行っており、感染経路は不明。入院患者の感染が分かったことを受け、この医療機関では一時入院の受け入れを制限したが、現在が通常に戻っている。また宍粟市は、宍粟総合病院の入院患者10人と看護師などの職員10人、計20人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染経路はわかっていない。宍粟市によると、感染者が確認された病棟などはすでに消毒を終えているが、龍野健康福祉事務所とも協議の上、新規の入退院などを一時停止した。外来や入院を伴わない救急外来の診療は継続するとしている。

 10日午前0時現在で、県内の医療機関などにおける病床使用率は23.2%(うち重症対応は5.6%)、宿泊療養施設の使用率は19.6%、自宅療養者数は1万1,829人となっている。

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