起業のきっかけは「子どもに関する何かをしたい!」 大工とMRの出会いから始まったサプリ事業

起業のきっかけは「子どもに関する何かをしたい!」 大工とMRの出会いから始まったサプリ事業

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)と、フリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』。2022年4月11日放送回に、ジュニアアスリート向けのサプリメント販売を手掛ける株式会社エメトレ(本社:東京都千代田区)の代表取締役社長・千明哲治さんと、取締役副社長・岩中駿介さんがゲストとして登場。子どもたちの成長を支える、企業としての思いを聞いた。

写真左からフリーアナウンサーの田中大貴、株式会社エメトレの岩中駿介さん、千明哲治さん、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)

「子どもたちの元気と笑顔と、家族の愛であふれる社会を創る」という理念を持つエメトレ。「会社を立ち上げるまでは大工をしていた」と語る千明さんは、サプリ事業に挑戦したきっかけを次のように明かす。

「大工になった頃は『作りたいものを作れる』と思っていたんですが、コスト削減や工期短縮など様々な問題が絡んで『作りたいものを作る』ことができず悩んでいたんです。そんなときに子どもが生まれて、『子どもに関する何かをしたい!』と考えるようになりました。まさかそれが今の会社につながるなんて、当時は思ってもいなかったですね」(千明さん)

 その後、起業家向けの勉強会で、千明さんと、製薬会社のMRだった岩中さんと出会ったことで、新たなキャリアの歯車が動き出す。岩中さんは、当時をこう振り返る。

「健康産業に関わりたいと思って製薬会社に入社しましたが、実はあんまり薬が好きじゃないんです(笑)。薬というのは『マイナスの状態をゼロに戻す』ものなので、薬を飲む前の段階、食事やサプリなどで人々の健康や生活を支えたいと考えていました。そんな時に千明さんと出会ったんです」(岩中さん)

 そんな2人を中心に、2014年2月に設立された同社は現在、主力商品である「DR.SENOBIRU(ドクターセノビル)」などの販売を行うなど、成長を続ける。また、YouTubeチャンネルや子育て情報サイトも運営するなど、メディア事業にも精力的に取り組み、多角的に子どもたちの成長を応援。さらに、新たな挑戦として農業もスタートしたという。「自分の作った作物を子どもたちに食べさせたい。誰かの手を借りるのではなく、原材料から自分で作りたいと思って農業を始めました」(千明さん)。

 同社のこれからについて、千明さんは「誰にも真似ができない、エメトレならではの強みを作っていきたい」と未来への展望を明かした。そして岩中さんも「世界で戦えるジュニアアスリートを増やし、子どもたちの味方になる、そんな商品やサービスをこれからも提供していきたいです」と熱意に満ちたコメントを残した。


◆株式会社エメトレ
【公式HP】

LINEで送る

関連記事