今や、20代の半数以上が利用したことがあるとも言われる「マッチングアプリ」。かつては「危険」「恥ずかしい」といったイメージも強かったが、コロナ禍の影響で職場や合コンなどでの自然な出会いの機会が激減した今、若者にとっては当たり前のツールに。また、先日4月11日には、タレント・新山千春さん(41)が、マッチングアプリで出会った20代の男性と真剣交際をしているというニュースも。
そこで今回、吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月―木午後2時30分~)のコーナー「恋の世論大調査」では、「マッチングアプリから始まる恋」はアリかナシか? について話し合った。
マッチングアプリのヘビーユーザーでもある「アリ派」の稲田は、「今日議論するべきことは、新山千春さんはアプリで自分の写真を使っていたのか? どんな写真を設定していたのか? ということ」と、利用者ならではのリアルな目線から疑問を投げかけた。また、自称「運命大好きっ子」で「運命的な出会いを求めている」という熊元も、マッチングアプリから始まる恋はアリだと回答。「アプリでランダムに出てきた人の中から出会って結婚までいったら、それはめっちゃ運命やと思う」と声を弾ませた。
一方、ナシ派だという女性リスナーからは「アプリで出会った男性と初めて食事に行った時、相手が小さいスコップのようなものでサプリをすくって大量に飲んでいて引いた」というエピソードも。女性は、この出会いがトラウマになったことでマッチングアプリ自体に見切りを付けたそうだが、稲田は「私はその人アリやけどな〜。変な人がいいなと思っちゃうから」と発言し、感覚は人ぞれぞれであることを示した。
番組では、これまで3000件以上の恋愛相談にアドバイスを送った恋愛心理カウンセラー・ハヤトさんに、マッチングアプリ利用の心構えをきいた。
――マッチングアプリでの出会いが上手くいくコツを教えて下さい。
大切なのは、スピード感です。素敵な相手を見つけたら、ダラダラとやり取りを続けず、まずは勇気を出して会ってみることが大切です。マッチングアプリを利用する際、多くの男女が複数の人とのやりとりを並行して利用しています。素敵な人であればあるほどお誘いも多いので、うかうかしていると他の人に取られてしまう可能性大です。ひと通り自己紹介を終え、人となりが大体わかった時点で、一度デートに誘ってみると良いでしょう。
――マッチングアプリでモテるプロフィールの書き方を教えて下さい。
キモは、「ほどよさ」です。「短すぎず長すぎず、強いこだわりはないけれど、自分を持っている人」という印象を持たせるのがモテるコツだと言えます。例えば、よくある「友だちに勧められました」「使い方わかりません」などは、自分を持っていない人だと思われやすいので避けましょう。また、「連絡がマメな人じゃないと無理です」「タバコ・ギャンブルしない人」など、NG項目を書き立てるのも「面倒な人」と印象を持たれかねません。また、プロフィールの中で一番注目されるのは、結局は写真です。屋外で友人と一緒に撮った自然な笑顔の写真などは、特に好感が持たれやすいですね。