J1・神戸は2位のFC東京とホームで対戦 勝利必須の試合でテーマとなるのは「変な奪われ方をしない」こと | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1・神戸は2位のFC東京とホームで対戦 勝利必須の試合でテーマとなるのは「変な奪われ方をしない」こと

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は、19日、現在2位のFC東京と、ホームのノエビアスタジアム神戸で対戦する。9位の神戸(勝点35)だが、下を見れば、16位のサガン鳥栖(勝点31)との勝点差は、わずか4。上位との対戦は難しい試合が予想されるも、クリムゾンレッドとしては、勝点3は必須となる。

 神戸は前節、サンフレッチェ広島とのアウェイ戦で、2-6と大敗。前半早々に失点すると、一時は同点に追い付くも、すぐに突き放されるなど、ペースをつかめず。加えて、後半には大﨑玲央が退場となり、10人での戦いを強いられることに。終盤には立て続けにゴールを奪われ、大敗を喫した。

 そこから約2週間ぶりの試合となるが、チームがいかに建て直しができているか、神戸としては、それをホームで示したいところ。そのなかで、ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』10月14日の放送では、パーソナリティーの宮川陽香が、J1中断期間中の非公開練習後に行った酒井高徳と西大伍を取材したときのコメントを放送。FC東京戦に向けての話を聞いた。

 そこで酒井は、前節を振り返って「アウェイで(途中から)10人での戦いということがあったとはいえ、試合の入りからよくなかったし、自分たちが浮足だっていたところもあった。Jリーグの強い相手、上位とやるときには、ああいった(浮足だった)姿勢で、ああいった試合の(よくない)入りだったり、90分間とおしての(後手に回る)サッカーをすると、まだまだ差があるのを感じた」と反省。「僕個人としては、(FC東京戦も)気を引き締めないといけないと思っている。それで勝てれば、チームに自信になるし、来季にもすごくつながる試合になる。今まで以上に集中力と、アグレッシブさを全面に押し出すことが必要。それをクリアして戦いきることができれば、すごくいい自信になり、自分たちも上位に食い込める実力があると再認識できる」と、この一戦に向けて強い意気込みを示した。

 また、西は、今回の相手、FC東京について、「ちゃんとやるチーム。ハードワークしつつ、カウンターとか、堅実。前の2人(永井謙佑とディエゴ・オリベイラ)の速さも特長的」と警戒。勝利のために必要なこととしては「どれだけボールを支配しながら、変な奪われ方をしないか、バランスよく攻撃できるか」と語る。これには酒井も「ボールを長くキープしながら、失い方を悪くしなければ、相手にカウンターに入らせないよう、切り替えて(守備のときも)ボールを取りに行けると思う。その辺を意識してプレーできれば、自分たちの試合に持っていけるという予想はしている」と述べ、FC東京の武器の一つ、堅守速攻の展開に持ち込ませないことが、この試合の最大のテーマと口をそろえる。

 加えて、前節でも失点したFKなど、セットプレーの守備も注意が必要。相手には、今夏まで神戸に在籍していた、プレースキックの上手い三田啓貴がいる。「タマ」の愛称で親しまれる男も、気を付けなければいけない選手の1人だ。

 攻撃では、前節も2得点をたたき出すなど、複数得点を継続。神戸自慢のタレントがしっかり結果を残している。それだけに、いかに失点を減らせるかというところに焦点が当たるのは必然。神戸が先手を取った試合は、今季、8勝4分け4敗。現在の勝敗数が10勝 5分け13敗というところをみても、いかに先制点の貴重さを実感できるもの。逆に、広島戦のように簡単に先手を与えるようなことは避けたい。

 しかしながら、この試合では大﨑が出場停止。トーマス・フェルマーレンは中断期間中にベルギー代表戦をこなすなどタイトなスケジュールを強いられている。そういったところで、最終ラインの人選がどうなるかは、見どころの1つ。渡部博文、ジョアン・オマリといった、これまで出番に恵まれなかった選手たちにもチャンスが訪れることも想定されるだけに、彼らの奮闘にも大きな期待がかかる。攻守をバランスよく戦い、多彩な攻めで相手を翻弄することができるか。神戸としては、ホームのサポーターの前で、約1か月ぶりのノエスタで、上位と遜色ないチーム力を、しっかりと見せつけたいものだ。

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GOGO!ヴィッセル神戸 | ラジオ関西 | 2019/10/14/月 18:00-18:30

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