サッカーのアジアクラブチームナンバー1を決める大会「ACL(AFCチャンピオンズリーグ)」で、ヴィッセル神戸はグループステージの突破、ラウンド16進出が決まった。
2勝1分け勝点7で、グループJでは3チーム中、首位に立っているヴィッセル。5月1日に傑志(香港)との最終戦を残しているが、27日に行われた他グループの結果により、東地区5組のうち、各組の2位で成績を比較したなかで、決勝トーナメント進出条件となる上位3チームに入ることが確定した。ヴィッセルのACLラウンド16入りは、2季ぶり2度目。なお、決勝トーナメントには東地区から各組首位と、2位の上位3チームが進出。西地区ですでに決まっている8チームを含めて計16チームがラウンド16に進む。
この結果を受けて、ロティーナ監督はクラブを通じてコメントを発表。「自分たちの1つ目の目標は達成できました。よかったです。ここ(タイ)に来たときは自分たちに2つの目標がありました。1つ目が決勝ラウンドへの進出を決めることでした。2つ目がチームのプレーの質を上げるというところでした。1つ目の目標は達成できたので、残りの時間で引き続きチームの成長のために練習を重ねて、最後良い形で終わりたいです」と、先を見据えていた。
また、チームの主力である山口蛍選手も、「(最後の試合も)しっかり勝って、良い形でグループステージを終わりたいです。もちろん1位で通過したいですし、しっかり勝って終わって、Jリーグに良い流れを持っていきたいです」と述べている。