奈良との第2戦MVPの谷口「気負いなし、結果がついてきた」 バスケB2西宮、開幕連勝後の監督・選手のコメント | ラジトピ ラジオ関西トピックス

奈良との第2戦MVPの谷口「気負いなし、結果がついてきた」 バスケB2西宮、開幕連勝後の監督・選手のコメント

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 日本プロバスケットボールリーグ・Bリーグ2部(B2)中地区の西宮ストークスは、22日、開幕節第2戦でバンビシャス奈良に72-62と勝利。昨シーズンの4連敗スタートとは一転、2連勝の好スタートを切った。2日続けてとなる2000人越えのブースターが、ホーム・西宮市立中央体育館に集い、熱い声援を送った。勝った西宮のスタッフ、選手のコメントは下記のとおり。

マティアス・フィッシャーHC
「ターンオーバー(オフェンスのミスで攻守が入れ替わること)が減り、アシストが増えた点において、昨日の試合に比べて、非常にいい出来だった。ディフェンスで素晴らしい強度を見せてくれて、とてもうれしく思う。そこからイージーなスコアを重ねることができた。非常に満足できる内容だった。
私たちは一つのチーム。全員がチャンスを受けるべきだと思っている。全員がやるべきことをわかっているので、だれをコートに出しても、自分たちのバスケットができると確信している。
(第3クオーターで少し苦しんだが?)バスケットボールは波のあるスポーツだ。いい時もあれば、悪い時もある。4ポイント負けている状況でタイムアウトを取って、そこからもう一度選手が集中して、試合(の流れ)を戻してくれた。
奈良は、非常にいいチームだった。ベストメンバーではないなかで、絶対にあきらめない雰囲気があった。これから非常に危険なチームになるだろう」

谷口淳選手(この試合でMVP)
「アーリーカップの敗戦から全員でミーティングをして、改善点をひとつひとつ潰していった。奈良は、そのアーリーカップでいい試合(B1の滋賀レイクスターズに快勝)をしているのを見ていて、『初戦で当たるのは怖いな』と思っていた。チームを立て直した結果が出て、2勝できてよかった。まだまだ課題はあり、ほかの選手に負担をかけてしまってはいるが、走れたことはいいこと。チームが苦しいなかでスピードを出せたことは、また一つ自分としても新しい発見だった。
(自信をもってプレーしているように見えるが?)今年、4番(パワーフォワード=PF)から3番(スモールフォワード=SF)にポジションが変わり、コーチも『思い切って打ちなさい』と練習中から言ってくれる。周りのみんなもそれを理解してパスをくれるし、打たなかったら『シュート打てよ』と言ってくれる。みんなのおかげで、やっとここまで、練習の成果が試合に現れるようになってきたと思う。
(試合の流れを変えるシュートが目立ったが?)特に気負いはなかった。結果、あとから見たら大事なシュートだった。あとから結果がついてきているのはいいこと。エナジーを伝染させることができている。チームに今、点数をつけるとしたら、(多く見積もって)60点。まだまだできるし、やらないといけない」

谷直樹選手
「チームでしっかり戦って、2連勝できたのが一番大事。プレー以前にメンタルの部分を、この一週間、いい状態で持ってこられた。アーリーカップの悔しい気持ちをこの開幕2連戦にぶつけられた。昨日の勝利からもう一回ギアを上げて、いい入り方をしようと話していたが、その通りになった。いいスタートが切れたので、一戦一戦大事に戦いたい。
(3ポイントシュートが入らず苦しんだ?)すごくチームに迷惑をかけたが、それでもパスをくれたチームメイトに感謝したい。やっと1本出たので、ここからいい流れに乗ってチームに貢献できるように頑張りたい」

俊野佳彦選手(2試合続けて先発出場)
「アーリーカップは、チームとしては負けてしまったが、個人としてはある程度の結果を残せた(日本人選手最多の12得点)ことが、今週の先発出場につながったのではないか。ただ、評価できるところはないくらい(この第2戦では)まったくいいパフォーマンスではなかったので、もっとしっかりと積み上げていきたい。
シュートは得意だが、タッチが悪い時は、シーズン中、必ずある。そういうときに、リバウンドやディフェンスなどで貢献し、周りの選手をいかすプレーをすることが自分の持ち味。そういったプレーを見ていただきたい。
今後も、受けに入らず、常に自分たちから仕掛けられるよう、アグレッシブにプレーする。自分の調子にこだわらず、コンスタントにチームの勝利に貢献したい」

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