2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は17日、万博の公式キャラクターの愛称公募に3万3197件の応募があったと発表した。公式キャラクターのデザインは3月下旬に発表され、4月26日から5月16日まで一般から愛称を公募していた。
応募作品のうち、形式要件を満たしたものについて、今後デザイナーやコピーライター、CMプランナーなどで構成される20人の審査員が独自性や親密性などの観点から1次審査を実施する。
1次審査を通過した作品については、キャラクター愛称選考委員会が作品の審査を進め、2022年夏ごろにも愛称が決定する。
選考委員会はコピーライターの仲畑貴志さん(京都府出身)を座長に、委員にシンガーソングライターのaikoさん(大阪府出身)ら8人が選ばれた。
博覧会協会は「今後の選考を通じて、公式ロゴマークに続く、もうひとつの大阪・関西万博のシンボルとして、子どもからお年寄りまで多くの方々に末永く愛され、親しみを持たれるキャラクターにふさわしい愛称を選ぶ」とコメントした。