兵庫県は31日、県内で新たに1,010人が新型コロナウイルスに感染したと発表した(うち47人はみなし陽性患者)。自治体別の感染者は、神戸市=349人、姫路市=107人、尼崎市=70人、西宮市=104人、明石市=55人、県健康福祉事務所管内=325人。前週同曜日(24日)と比べると483人減少した。感染者の総数は42万4,729人、直近1週間の新規感染者数は1日あたり1,062.4人となった。また、1人の死亡が確認され、亡くなった人は計2,233人となった。
31日午前0時現在で、県内の医療機関などにおける病床使用率は18.3%(このうち重症対応は2.1%)、宿泊療養施設の使用率は9.9%、自宅療養者数は8,875人となっている。
一方、兵庫県は県管轄地域内で2件のクラスターの発生を確認したと発表した。赤穂健康福祉事務所管内の障害者支援施設では、入所者と職員併せて19人が感染し、クラスターと認定した。マスクの着用が困難な入所者がいたという。また、洲本健康福祉事務所管内の学校でクラスターが発生し、計9人の感染が確認された。昼食時や外遊びの際にマスクを外して会話をしていたとみられ、学級閉鎖の措置がとられた。