宝塚歌劇団OGの榛名由梨が、6月20日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。10月に開催が予定されている舞台生活60周年記念公演について、現在の心境を語った。
舞台生活60周年を迎える榛名は、記念公演として10月12日(水)〜16日(日)、「ミュージカル『永遠物語』~岩下俊作・作『無法松の一生』より~」を大阪で上演する。
宝塚歌劇団在団中の1982年に初演し、50周年記念でも再演された思い出深い本作。寿ひずるや燁明(よう・あきら)、麻乃佳世ら、世代や組の垣根を超えて数多くの宝塚OGが集結すると発表されており、「(出演してくれる)皆の気持ちは、涙なくして語ることができない。本当にありがたいです」と感謝の思いを口にした。
これからどんなことができるのか……。そう考え、常に「挑戦」を信条に生きてきたという榛名だが、番組パーソナリティーの小山乃里子が「記念公演をするにあたり、真っ先に『永遠物語』が思い浮かんだのですか?」とたずねると、体力面も含めて当初は自信がなかったと答えた。
ところが、宝塚の街で出会った人や周囲のあちらこちらから「もう一度、榛名由梨の『永遠物語』が観たい」という声が届き、「こんなにも望まれているのなら」と再演を決意したのだそう。
たくさんの思い出が詰まった作品ゆえに、「相当の覚悟を持って、皆さんに協力していただかないと成功できないと思っています」と胸の内を吐露。しかし、「不安はいっぱいありますが、出演者の皆さんも手を挙げてくださったので(がんばりたい)」と、あらためて強く決心した。
榛名の退団同期でもある燁明の出演は、彼女の同期生の黒木瞳からの推薦で決まったのだそう。燁明を含めて意外な配役も続々と発表され、10月の開演が今から待ちきれない。
榛名由梨舞台生活60周年記念「ミュージカル『永遠物語』~岩下俊作・作『無法松の一生』より~」は10月12日(水)〜16日(日)の期間、大阪・梅田のサンケイホールブリーゼにて上演予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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