一世帯あたりのパンの消費金額全国トップという神戸。神戸港が開港した翌年の1869(明治2)年に初のパン屋がお目見えしてから150年あまりの歴史を刻み、今やいろんなお店が高いレベルの創作パンで味を競い合っています。そのなかで、神戸のホテルでは夏限定の新作パン10種類が登場し、注目を集めています。
夏限定の新作パンがお目見えしたのは、神戸ポートピアホテルの本館1階のデリカテス「アラメゾン」です。
まずは冷たいビールやワインとともに食べたい惣菜(総菜)パンからご紹介しましょう。一番人気は「レモンウィンナーと枝豆のチャパタ」(388円)。ビールとの相性もいいレモンソーセージとたっぷりの枝豆をサンドし、これにホワイトソースとチーズが絡みます。ハーブ塩で下味がついたチャパタは食感もよく、アルコールのお伴にもぴったりのパンなのです。
「フォカッチャ」(各291円)は、揚げなす・トマトをあしらった『ポロネーゼ』とスパイシーな『キーマカレー』の2種類。どれも暑い夏に食べたくなる食材です。
「バケット」(各237円)は、長時間発酵させ小麦とほどよい塩味が楽しめるフランスパンに、トッピングは『明太子と海苔』と『チーズ』の2種類の“大人の惣菜パン”です。
これにあわせて販売しているガスパチョ・ビシソワーズ・枝豆などの冷製スープを添えると、食欲が増進すること間違いなし。
そしてスイーツパンでは、冷やして食べられる「クリームキューブ」(各270円)が人気。バターを使ったブリオッシュ生地の中に、クリームがたっぷり入ったかわいいキューブ型のパンなんです。ホワイトチョコとピスタチオを使った『ピスターシュ』、なつかしいコーヒークリームの味は『カフエオレ』、そしてレモンクリームを包み込んだ『シトロン』の3種類が登場しています。
「デニッシュ」(各345円)は夏のトロピカルフルーツの代表格である『マンゴー』(マンゴーココナッツ)や『パイナップル』がトッピングされています。これらをテイクアウトするもよし、夏の午後に涼しいイートインスペースで楽しむのもいいでしょう。