明石市立文化博物館で、７月16日（土）から夏季特別展「あんびるやすこ作品展」が開催される。島村桂子学芸員によるリモート・ミュージアム・トークを紹介する。
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明石市立文化博物館では、７月16日（土）から夏季特別展「あんびるやすこ作品展」を開催します。本展は2020年春、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、残念ながら会期短縮となった「あんびるやすこ作品展」の再開催です。
『なんでも魔女商会』『ルルとララ』『魔法の庭ものがたり』『ムーンヒルズ魔法宝石店』などを手がける児童文学作家のあんびるやすこさん。お話も絵もあんびるさん作です。主に小学生から絶大な人気を集める物語は「魔法」「ドレス」「お菓子作り」「ハーブ」「ジュエリー」など華やかなテーマで繰り広げられ、思いやりやがんばることの大切さが自然に語られます。
本展では、全シリーズの原画や制作過程がうかがえるスケッチ、作家愛用の画材など、物語を生んだ背景も分かる展示となっています。さらに、前回は展示されなかった原画やラフ画、約30点も新たに加わり、計約150点を観賞できます。
前回、展覧会に来られなかった方もたくさんいらっしゃると思います。パワーアップして戻ってきた「あんびるワールド」をお楽しみください！ 展覧会情報は明石市立文化博物館ホームページへ。（明石市立文化博物館 学芸員 島村桂子）
【あんびるやすこプロフィール】
群馬県生まれ。東海大学日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインに携わり、絵本、児童書の創作活動に入る。主な作品に『なんでも魔女商会』『ルルとララ』『アンティークFUGA』シリーズ（岩崎書店）、『魔法の庭ものがたり』シリーズ（ポプラ社）、『ムーンヒルズ魔法宝石店』シリーズ（講談社）、『こじまのもり』シリーズ（ひさかたチャイルド）などがある。
日本児童出版美術家連盟／監事、日本美術著作権連合／理事長、日本児童文学者協会／評議員、日本文藝家協会／会員、東京オリンピック・パラリンピック「東京2020マスコット審査会」／委員
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◆夏季特別展「あんびるやすこ作品展」
会期 2022年7月16日（土）～2022年8月28日（日）
会場 明石市立文化博物館 1階特別展示室及び2階ギャラリー
休館日 会期中無休
通常は毎週月曜日（国民の祝日又は休日及び特別展開催期間中を除く）、年末年始（12月29日～1月3日）
開館時間 9時30分～18時30分(入館は18時まで)
観覧料 当日券：大人 1,000円、大高生 700円、中学生以下無料
前売券：大人 800円、ペア 1,300円 ※6月4日(土)～7月15日(金) 明石市立文化博物館、山陽電車山陽明石駅・ご案内センター(明石)、あかし案内所にて販売
◆明石市立文化博物館
〒673-0846
兵庫県明石市上ノ丸2丁目13番１号
電話:078-918-5400
【公式HP】
