電源もないのに、マグカップの中に温かい飲みものを入れると勝手に中身が回りだす不思議なマグカップ『スピンカップポタリー』が6月16日に発売されました。「思った以上に豪快に回る！」「飲みものが回るのを見るのが面白い」と口コミで話題を呼び、Amazonや楽天など大手ECサイトの様々なランキングで1位を獲得しています。
発売前のクラウドファンディングではなんと支援額600万円を突破するなど、大きな注目を浴びていたこの商品。一体どのようなモノなのでしょうか？
この商品の発売元で、「新しい常識をクリエイト」をテーマに斬新な家電や日用品を開発する合同会社ミスタートラボルタに話を聞きました。
■全自動で「おいしい状態」を用意する革新的カップ
『スピンカップポタリー』は、その名の通り、カップの底のプロペラが勢いよくスピン＝回転。ホットのコーヒーや紅茶、ココアなどを注ぐだけで、ミルクや砂糖をマドラーを使うよりもしっかりと混ぜて飲める便利グッズです。
それだけでなく、ホットの飲み物を人が最もおいしく飲みやすいと感じる55～60度付近になるとプロペラが停止するという優れもの！
■人にも地球にも優しい「エコパワー」
このカップがさらに画期的なのは、電源や電池を入れる必要がないところ！ 温度差で電圧が発生する仕組み（ゼーベック効果）を活用することで、使う人が何か操作をせずとも、飲みものを注ぐだけで自動でプロペラが動き、飲みやすい温度になると止まるのです。
