吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で、ピン芸人・ZAZYに関するエピソードを語った。
先日、吉本の大先輩にあたる「西川のりお・上方よしお」のライブツアーに出演した紅しょうがの2人。年齢を重ねた師匠方がイベントの登場時に歓声を浴びていた様子を振り返り、自分たちもいつか黄色い歓声を浴びてみたいと語る。
一方で、とある寄席の際に紅しょうがと一緒に出演していたピン芸人・ZAZYの登場時にも歓声が上がっていたことには納得いかない様子の2人。熊元は「すごい世界になったんやな、と思いました」と率直な感想を明かした。
というのも、ZAZYは現在東京で活動しているが、もともとは稲田と同じく吉本のお笑い養成所である大阪NSC33期出身。数年前までは大阪で活動しており、その際には同期芸人らからはかなり「嫌な奴」という印象を持たれていたそう。それがしばしばテレビ番組などでも暴露され、今やZAZYのキャラクターのひとつとなっている。
そして大阪NSC33期生といえば、お笑い賞レースで結果を残している芸人がたくさんいることが特徴的。そのため、最近ではテレビ番組で大阪NSC33期生が特集されることも増えている。しかし稲田いわく、先日も『マルコポロリ』(関西テレビ)にZAZY、コロコロチキチキペッパーズ、ビスケットブラザーズ、kento fukayaなど33期の芸人たちが出演していたが「ZAZYがどれだけ嫌われているか」という内容でトークが盛り上がってしまっていたという。
また熊元は、普段から稲田がZAZYに対する冷たい態度が気になると指摘するも、稲田は「それは、あんたがZAZYに何もされてないから!」と切り返す。実際に、NSC時代からZAZYと同じクラスで交流が多かった稲田は、当時一緒に飲んだ際などに「お前ほんまおもんないな」と言われ続けたことなどの嫌な思い出が、現在にも響いていると語り笑いを誘った。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2022年7月12日放送回より