兵庫県は6日、県内で新たに1万1,625人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。（うち1,003人はみなし陽性患者）感染者数は過去最多を更新。前週の同曜日(7月30日）の1万440人から1,185人増えている。公表済みの14人が取り下げられ、感染者の総数は66万4,961人となった。直近1週間の新規感染者数は1日あたり1万52.9人となり、初めて1万人を超えた。自治体別の感染者は、神戸市=3,273人、姫路市=1,072人、尼崎市=1,216人、西宮市=1,061人、明石市=586人、県健康福祉事務所管内=4,417人。
また、兵庫県内で感染していた11人の死亡が発表された。このうち、神戸市の80歳以上の男性が、自宅療養中に死亡したことがわかった。神戸市によると、3日未明に家族が救急車を要請したものの病院交渉が難航し、午後になってかかりつけ医により陽性と確認された。この時も救急要請したが、動脈血酸素飽和度（SpO2）が97％だったため保健センターフォローとした。翌日、3回目の救急要請で救急隊員がかけつけ、死亡が確認された。男性には基礎疾患があったという。兵庫県内の死者は、累計で2,365人となった。6日午前0時現在で、県内の医療機関などの病床使用率は64.0％（うち重症対応は25.3％）、宿泊療養施設の使用率は28.9％となっている。
