宝塚から一番近くにあるアーティストが生まれる場所、大阪芸術大学短期大学部を紹介する特別展が、宝塚市立文化芸術センターで開かれている。2022年8月30日(火)まで。
大阪芸術大学短期大学部伊丹学舎。「伊丹」とつくが、宝塚市からは道1本隔てたところにキャンパスが広がる。まさに「宝塚から一番近い」アーティストが生まれる場所だ。
会場では、戦後まもなく英語塾からスタートした歴史を紹介するほか、教壇に立つ教員であり現役のアーティスト38人の作品が並ぶ。その肩書は画家・美術家・デザイナー・イラストレーター・漫画家・WEBデザイナー・ガラス工芸作家など様々だ。中には、多くの人が目にしたことがあるロゴマークやイラストも。また、「この会場で展示方法を変えてみた」という作品や「新作」も並ぶ。
また、建築家・藤森照信氏と学生たちが約1年かけて完成した「空飛ぶ茶室」。そのプロジェクトの様子もパネルで紹介する。
宝塚市立文化芸術センターのキュレーター・大野裕子さんは、「宝塚からこんなに近い所に素晴らしいアートが生まれる場所がある。進路を考える中学生高校生には、夢をかなえるにはいろいろなルートがあり、可能性があることを感じてほしい。そして自分自身でつかみ取ってほしい」と話す。
◆「宝塚から一番近いアーティストが生まれる場所 大阪芸術大学短期学部の現在」
会場 宝塚市立文化芸術センター 2階メインギャラリー
会期 2022年7月30日(土)~8月30日(火)
休館日 水曜