女優の武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)8月13日放送回に、前回に引き続き女優の佐藤玲(さとう・りょう)がゲスト出演。今回のクロストークでは佐藤のプライベートに武田が迫るとともに、武田が過去のフラダンス挑戦秘話や舞台挑戦への思いも語った。
映画に、ドラマに、舞台にと、役者としての活躍も著しい佐藤。「出演作が終わって時間が空いたとき、何をしますか?」と武田に問われると、「いつもは、本当に終わった直後は寝る。とにかく寝て、体力を回復させないといけないと思っていて。寝る、食べる、それからやっと、じゃあ自分の時間は何しようかなと考える感じかな」と、休息を最優先にするという。
それでもフリーな時間ができれば、最近ではミュージカル出演をきっかけにボイストレーニングやバレエにも励むとともに、英語の勉強も行っているという佐藤。30歳になった今年7月からはYouTubeチャンネル「佐藤玲のぶぶ部ちゃんねる」も開設して自ら撮影や編集も行っているほか、愛犬「ぶぶ」のTシャツもプロデュースするなど、役者以外の活動もアクティブ。さらに自身のSNSでは、キレよく踊るダンスの様子も披露する。
「ダンスをしているイメージなかったのですごいなと思いました。ちなみにきっかけは?」と武田から尋ねられると、「K-POPやアイドルがすごく好きなので、自分も踊ってみたかった。あと、ダイエットしようと思っていたのだけど、ひとりで走ったりするのが耐えられなさそうだったので、友だちと一緒に何かやろうと思って、ダンスを始めた感じです」と、普段でも活発に身体を動かしているようだ。そのダンスの様子を見て「かっこよかった!」と武田も絶賛する。
一方、番組では、佐藤の「JO1」推しトークや、「かわいいし、スタイルも良いし、歌いながら踊るのが素敵だった」というKARAをきっかけにハマったK-POPの話から、話題は武田のダンスについてのエピソードにも及ぶ。
「ハワイに初めて行ったとき、フラダンスを見て『美しい!』と思ったんです。その美しい要素が欲しいと思ってフラダンスをやってみましたが、続きませんでした」と番組で明かした武田。その理由について、「フラダンスは指先をしなやかに美しく見せる必要がありますが、フラダンスを習ったときに先生に『指先まで力が入りすぎる』、『あなたのそれは空手になっている』と言われることが多くて、とても難しかったです」と、空手と対極の動きともいえるフラダンスに苦戦した思い出を吐露。
それでも、佐藤から「舞台はやらないの?」と問われた武田は、「まだ1回もやったことがないけど、いつかはやってみたい。舞台をやっている方の芝居をするスタンスがすさまじくて、かっこいいなと思っています。以前、安井順平さんがゲストで来てくれたときにいろんな舞台の話なども聞いて、今とても興味があり、最近は舞台をよく観に行ったりしています」と、役者としての新たなチャレンジには前向きの様子。
その話を受けて、「舞台で存在感がある人は、身体がしっかり決まっているというか、固くないんだけどエネルギーが身体の中にあるのを感じるから。たぶん梨奈も絶対そういうのがあるし、オーラもあるし、絶対いいと思う。ぜひ見に行きたい!」と、佐藤も武田を応援。武田は「先輩、いろいろ教えてください!」と、舞台経験豊富な佐藤に弟子入りを志願(?!)していた。
佐藤は、8月17日から放送されるドラマ「名建築で昼食を 大阪編」(テレビ大阪、水曜深夜)に出演するほか、2年ぶりの舞台として、東京と大阪で10月から11月にかけて行われる「ヴィンセント・イン・ブリクストン」にも出演する。