吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で、吉本新喜劇の公演『道頓堀クラス』に出演した際のエピソードを語った。
2022年8月14日に開催された吉本新喜劇による公演『道頓堀クラス』。韓国の大ヒットドラマ『梨泰院クラス』を元ネタに、パロディ化した公演である。主人公であるパク・セロイを新喜劇座員である千葉公平、ヒロインのチョ・イソは新喜劇座長の酒井藍、そしてもう1人のメインキャラクターであるオ・スアを熊元プロレスが演じることになっていた。
『道頓堀クラス』のメインキャラクターの名前は「パク・セロリ(パク・セロイ)」「ス・ミソ(チョ・イソ)」「プロレ・スワ(オ・スワ)」。キャストのほとんどを新喜劇座員が占める中、熊元が抜擢された理由は元々のキャラクター名になぞらえやすい「名前」だったのではないか、と紅しょうがの2人は推測した。
道頓堀クラスださせていただきました❣️わたしはちょい役でしたが、ほんっまに楽しいお芝居でした😇😇
終わってから「全部間違えた」って言うてた幼馴染役の方、バンダナいる!???? pic.twitter.com/iDAQGtlJry— 紅しょうが 稲田美紀 (@inadamiki) August 14, 2022
また2人は、新喜劇の稽古のスピード感に衝撃を受けたと振り返る。最初の本読みからテンポが早く、その後立ち上がって2度目の本読みをする時には、おおよそ台本が頭に入っているような様子だったという。
その後、公演の前日に全体の流れを確認する機会があったものの、時間の都合で確認できない場面もあったという。そして、最後の確認の機会は本番の1時間前。新喜劇の座員たちはメイクなどをしながら公演の流れを演じ、いざ本番では完璧な演技を披露していたとのことだった。
こうして信頼関係に基づく最小限の準備で、完璧な公演を披露した新喜劇の座員たち。一方で熊元は自身の出演シーンに関して「私は全場面ミスりました」「出ないところだけがミスっていなかった」と振り返り、「座員やったらブチギレられてた」と反省した様子を見せる。また稲田は、作中で唯一『梨泰院クラス』には出てこない新喜劇オリジナルのキャラクターを演じた。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2022年8月16日放送回より