新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言の発表を受け、兵庫県は居酒屋などの飲食店や喫茶店などに対し、15日午前0時から、お酒の提供は午後7時まで、営業は午後8時までとする要請を出した。伊丹市でまちづくりなどを行う「伊丹まち未来」の内田悦子さんは「伊丹市は外食産業が盛んだが、めっきり夜のにぎわいがなくなって、まちが静まり返っている」と声を落とす。
より一層、外食の自粛が進むなか、デリバリーやテイクアウトに活路を見出す店舗が伊丹市で増えている。そこで同社はホームページ上で、伊丹市内全域のデリバリー・テイクアウト対応店舗の掲載を開始。ホームページでは市内84店舗(4月16日時点)の飲食店の店名、電話番号、住所などを知ることができる。今後はデリバリーの有無や簡単なメニューの紹介などを充実させるうえ、対象店舗でテイクアウトをすればスタンプがもらえる、スタンプラリーも企画しているという。
内田さんは「夜はお店に行けない、という人はもちろん、お店の料理を家で味わえるのは今しかない。新規開拓も楽しんで、事態が収まった後にお店に行ってもらうきっかけになれば」と話している。
※ラジオ関西『PUSH!』2020年4月16日放送回より
伊丹まち未来ホームページ
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