吉本興業のお笑いコンビ・マユリカ(阪本・中谷)がPodcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)で、中谷が所持しているVRヘッドセットの知られざる魅力や今後の使い道について語った。
装着することで様々なVRコンテンツを楽しむことができるVRヘッドセット「Meta Quest 2」を以前購入した中谷。主にセクシービデオを楽しんでいるようだが、その素晴らしさを共有する相手を増やすために、かねてより相方の阪本にも購入を勧めている。しかし、この度「Meta Quest 2」に大幅な価格改定があり、これまでは49,120円だった商品(256GB)が2022年8月1日からは74,400円まで値上がりしてしまった。
それでも中谷のプレゼン次第では購入を検討するという阪本に、改めて中谷は特に興味深かったVRコンテンツの魅力を語ることに。最初に中谷が阪本に勧めたのは、プレイヤーの選択によってストーリーが分岐していく脱出ゲーム。いっしょに閉じ込められた女性とともに脱出するという設定になっており、エロ要素からネタ的な要素までが詰め込まれているとのことだ。他にも「VR彼女」といったコンテンツも存在し、彼女とのポッキーゲームなどをVRで疑似体験できることが中谷から紹介された。
続いて中谷がVRの興味深い部分として語ったのは、現実との感覚のリンクについて。なんとバーチャルの世界に長時間滞在したり、深く没入するとVR上で触れられた際に、現実の身体も触られたような感覚を覚えることがあるという。過去にはVRの斬首台というものまで存在し、そこで斬首を体験するとあくまでVR上でのことにも関わらず、実際に動けなくなる、冷や汗をかくなどの症状が出たユーザーもいたとのことだ。
しかし阪本は、この話に対して「怖い話するなら言っておいてくれよ」と嫌がり、「Meta Quest 2」購入への意欲は掻き立てられていない様子であった。
一方で、阪本からは「VR上でネタ合わせをできるのではないか」という提案も。確かに、VRをうまく利用すれば実際に集合しなくても、各自が家の中からネタ合わせを行うことができる。しかし、結局VRの世界の中でも個室を確保しなくてはたくさんの通行人に漫才を聞かれてしまうことや、ネタ合わせ中に寝てしまう危険性などの懸念も挙がり、マユリカのVRネタ合わせ計画は一旦保留となった。
(ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』#51 S◯S◯Xより)