吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で、リスナーから「気になる相手のSNSをチェックする? しない?」というテーマでメッセージを募集。SNSにまつわるこだわりや、ストーキングギリギリのエピソードまで、さまざまな意見が寄せられた。
20代の女性からは、「恋人のSNSは必ずこまめにチェックし、誕生日プレゼントなどの参考にするほか、地元の女友達や新しくフォローした人など、自分の知らない交友関係を確認します」というメッセージが届いた。ただし、このような詮索を行っていることは、恋人には一切伝えないという。
異性の友達は必要ないという稲田は、「自分の彼氏が地元の女友達をフォローしてる時点でいや! (彼女がいるのに)地元の女友達の投稿を見るのは、無駄な時間やと思う」と意見した。
40代の男性からは「気になる相手のSNSはチェックするが、ほどほどを心がけている」というメッセージも。その理由は、あまりにしょっちゅうチェックしていると、会話のなかでうっかり「この間〇〇に行っていたね」「〇〇していたね」などと口にしてしまい、相手の行動を把握しすぎている事実が伝わり、怖がらせてしまうからだという。
このメッセージをきっかけに、紅しょうがの2人は『SNSの投稿を通じて知った相手の行動を、知っている前提で話すのはありか?』という疑問についても議論。
「友人相手でも『前に〇〇って投稿してたね』など、SNSで知った情報を不用意に話してしまい、気持ち悪がられている」というリスナーも登場するなど、SNSの投稿と実際の会話を地続きと捉えるかどうかは人それぞれであるようだ。
ラジオなどの仕事で使えそうなエピソードを、我慢できず稲田に先に伝えてしまうことがあるという熊元は、「本人のSNSの投稿を通じて既に知っていることを、初めてする話のように伝えてくる相手は、そいつが悪い」「初めての新鮮なリアクションがほしいなら、直接話すまで隠すべき」と、お笑い芸人らしい持論を展開した。
また、30代の男性からは「昔、気になる相手のSNSをチェックしたところ、大喜利のコミュニティに参加して下ネタを書きこみまくっていて、なんとも言えない気持ちになった」というメッセージも。気になる相手だからといってSNSを深追いしすぎると、幻滅する結果になることもあるようだ。