シンガーソングライターの川嶋あいがパーソナリティを務めるラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西、毎月第1・2週日曜午後5時〜)。9月4日の放送では、シンガーソングライターの岡村孝子さんがゲストに登場。歌手生活40年の思い出や、壮絶な闘病生活について語った。
1982年、現役大学生デュオ『あみん』として歌手デビューを果たした岡村孝子さん。翌年には、デビュー曲『待つわ』がオリコン年間売り上げ1位を記録するヒット作となった。2019年、約6年ぶりのアルバム発売とコンサートを予定していた矢先に大病の診断を受け、長期休養を取ることに。そして2021年、病を克服してステージへの復帰を果たした。
岡村さんの楽曲『夢をあきらめないで』に励まされてきたという川嶋は、自身のカバーアルバムでもこの楽曲を歌唱。初対面時のエピソードを振り返りながら、「これまでに経験されてきたことを、ぜひご自身の言葉で聞かせてもらえるとうれしいです」と、岡村さんのこれまでの人生に迫った。
今年でデビュー40周年を迎えた岡村さん。「音楽活動のなかで、1番辛かったこと、心に残っていることは?」という川嶋の質問に、「ソロデビュー当時は追い詰められながら(活動していた)」と回答。多忙を極める日々を過ごすなかで、やがて“音楽が好き”という気持ちに自信が持てなくなったのだそう。
その後、“音楽が好き”という気持ちと向き合いながら楽曲づくりに専念するため、イギリスにあるチェッケンドン村を訪れたそう。そこで「(音楽を)する側が楽しんで作ったり、歌ったりしないと、お客さんもきっと楽しくないだろうな、ということに気づいた」と語った。
2019年、急性白血病の診断を受けた当初は驚きを隠せなかったそう。無菌室で過ごすなど、壮絶な闘病生活を送っていた岡村さんのもとには、ファンからの千羽鶴やお守りなど、たくさんのエールが届いたという。自身の元に寄せられた温かいメッセージの数々に、「1人だけで生きているんじゃないんだな」と実感し涙が止まらなかったと明かし、改めて周囲の人々への感謝の思いを言葉にした。
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『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)
【番組公式ブログ】
今回はシンガーソングライターの岡村孝子さんをお迎えします!かつて大きな病を克服された背景にファンを初め多くの方々の励ましがありました。その時の心境、そして感謝の気持ちを込めた曲を披露頂きます。常にポジティブに生きる姿が多くの方々に限りない希望と勇気を発信されています。#ラジ関 pic.twitter.com/sTc5LaHtlb
— 明日への扉〜いのちのラジオ+〜 (@asu_heno_tobira) September 1, 2022