吉本興業のお笑いコンビ・マユリカ(阪本・中谷)がPodcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)で、中谷が罰ゲームで挑戦した富士登山についての思い出を語った。
先日配信された番組のなかで行われた対決コーナーに敗北してしまった中谷。敗北した場合の罰ゲームは「1人で富士登山を行い、その様子を動画編集してYouTubeにアップする」という非常に過酷なものであった。そのためこの日の配信では、ついに1人で富士登山に挑んだ中谷が、その体験を振り返ることに。これまでも数々の過酷な罰ゲームを受けてきた中谷だが、今回の富士登山は辛さにおいて、大幅に1位を更新したという。
初心者用のガイド付きツアーに申し込んだ中谷が、当日の朝に大阪を出発し、登山口に到着して登山を開始したのが夕方の16時ごろ。途中3時間の仮眠を挟んで、翌日早朝の4時頃に山頂に到着するというスケジュールだったと振り返る。
あまりにも厳しいスケジュールではあるものの、そもそもこの過酷な罰ゲームの内容を提案したのは中谷自身。阪本はかろうじて対決に勝つことで罰ゲームを免れたものの、「俺がなる可能性あったんやと思ったら腹たってきた」と富士登山という罰ゲームの発案者である中谷に対する怒りを伝えた。
また、阪本からの「行ってよかった?」という質問に対しては、「ほんまにギリギリ行ってよかった」と回答した中谷。辛さと感動を天秤にかけてみてもかなり際どいところだったようで、もう一度行くかという部分に関しては「まじで、もういい」と語った。
他にも登山中で印象的だったこととして語られたのは、山の物価の高さについて。食事や水の金額はもちろん、トイレの利用すら有料とのことで、最初は1回200円の利用料が山頂に近づくに連れて高くなっていくシステムだったという。中谷は「2日で、自分の便に1800円くらい払った」と明かし、これに対して阪本は、トイレにそこまでお金を落とす登山客を珍しがって「お前、相当な太客やろうな」とコメントした。
その後、どうにかこの挑戦を完遂した中谷が「お前が行ってたらどうなってたんやろ」と問いかけると、阪本は信じがたいといった様子で「遺恨残るんちゃう?」と返答した。
(ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』#55 富士登山中1800円より)