神戸空港や神戸どうぶつ王国をはじめ、人気のスポットがある神戸市中央区のポートアイランドに、新たな注目スポットが登場しています。
今夏、ポートライナー「医療センター(市民病院前)」駅から約500メートル(徒歩6分)の場所に開設されたのは、手軽に野菜づくりや収穫体験を行える市民農園「神戸ポートアイランドあおぞら農園」です。そして、その隣りには、バーベキュー(BBQ)施設「Rivage Island BBQ」が9月17日にオープンしました。これらは、神戸市の新しいにぎわい創出に向けた取り組みで生まれたものです。
初心者でも手ぶらで気軽に利用できる市民農園「神戸ポートアイランドあおぞら農園」。最先端の医療都市がある都会の島に人工島に農園があるというのは、なんとも不思議な空間です。
神戸市では、ポートアイランド内の活性化の取り組みの1つとして土地活用を進めており、さらなるにぎわいづくりや魅力向上を目指して、緑化や飾花による見た目にも美しいまちづくりが進められています。その中で、この場所を市民農園としてレンタルし、使ってもらうことで、人々に訪れてもらおうと、同農園が作られました。
7月にレンタル利用の募集を行ったところすぐに定員に達し、現在は「空き待ち登録」を受け付け中の「神戸ポートアイランドあおぞら農園」。現在200世帯強の空き待ち登録があるということで、市民からの注目も高いようです。
今年の8月に開設された同農園は、初心者でも農作業に挑戦しやすいのが特長です。 広さと料金は3種類あり、「ビギナー農園」は16平方メートルの広さで月額3,000円。「レベルアップ農園」は広さ32平方メートルで月額5,000円。「福祉農園」は車椅子の方も利用可能な花壇型の農園で広さ約2平方メートルで月額1,000円です(価格はいずれも税込)。
それぞれ農具資材、種、肥料も提供され、水場・トイレ(水洗)・休憩スペース・駐車場(3時間割引付き)もついています。また、スタッフによるサポートやわかりやすい講習会の開催なども行われています。農機具・肥料等は園内に設置されていますので、手ぶらで利用できるところが魅力です。
ここでは、秋冬野菜の大根、白菜、キャベツ、レタスなどが多く栽培されています。
一方、市民農園の隣にあるバーベキュー施設「Rivage Island BBQ」は、2つのエリアがあります。ソファでゆっくりくつろげる「ラグジュアリーエリア」と、独立した空間のテントで楽しめる「カジュアルエリア」から選ぶことができます。面倒な機材や火おこしも不要で、予約をしてバーベキュー場に行けばすぐに始められるのも特長です。またドッグランも併設されています(ドッグランの利用は正午から午後5時まで)。
利用の仕方は3種類あり、▼食材を持ち込んで場所と道具だけを借りるケース、▼手ぶらで来て用意されているメニューを楽しむケース、▼その両方の組み合わせ。用意されているメニューは、「ベーシックBBQ」が、牛リブロースステーキ・ガーリックポーク・つぼぬきイカ・ 野菜セットバケットなどです。「Rivge Island BBQ」の営業時間は、【1部】が正午から午後3時まで、【2部】が午後6時から午後9時までとなっています。
【「神戸ポートアイランドあおぞら農園」HP】
【BBQ施設「Rivage Island BBQ」HP】
【ポートアイランド 公式Instagram】
【『サンデー神戸』番組HP】