24年ぶり活動再開の川原田新一 川嶋あいに明かす困難を乗り越える力 「自分が勝ったと思えたらそれでいい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

24年ぶり活動再開の川原田新一 川嶋あいに明かす困難を乗り越える力 「自分が勝ったと思えたらそれでいい」

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 シンガーソングライターの川嶋あいがパーソナリティを務めるラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西、毎月第1・2週日曜午後5時〜)。10月9日の放送では、タレントの川原田新一さんがゲストに登場。芸能界デビューのきっかけから第一線を退くに至った経緯、さらに壁にぶつかった際の乗り越え方について語った。

川原田新一さん(写真左)、番組パーソナリティ・シンガーソングライターの川嶋あい(同右)

 13歳のころにテレビデビューを果たした川原田さん。その後は『3年B組金八先生』や歴代テレビドラマ史上最高視聴率を記録した『積木くずし』などの有名番組に多数出演する一方で、音楽活動も行われていました。しかし、その後事務所社長の言葉により銀座高級クラブでボーイとして働くなど、波瀾万丈な人生を送られてきました。そして、約24年ぶりとなる2021年に音楽活動を再開されました。

 幼少期はいじめられることも多く、嫌われないよう「とにかく明るく振る舞おう」と努めていたといいます。一人っ子だったこともあり、幼いころから「自分で考えて、自分で行動する」ということが染みついていたのだそう。

 その後、教師に「歌手になった方がいいんじゃないか」と言われたことをきっかけにのど自慢大会に出場。見事優勝を果たし、続けて芸能事務所のオーディションにも合格し、芸能人生をスタートさせました。

「テレビに出たくてしょうがなかった」という思いから積極的にエキストラに参加し、その後のレギュラー番組出演へとキャリアを繋げていったそう。しかし、学校生活の経験が少なく世間を知る機会がなかったために「生意気になってしまいました」と、当時を振り返りました。

川原田新一さん

 生意気さを見兼ねた事務所社長の勧めにより銀座の高級クラブで勤めることになり、芸能界の第一線から突如退くこととなった川原田さん。その後、社長の「芸能界を忘れて仕事に没頭してきなさい」という言葉の通り、48歳までの長きにわたり芸能界から離れていました。

「『芸能界に戻りたい』と思うことはなかったのですか?」と尋ねた川嶋に対し、「当時は『なんで?』と思うこともありました」と川原田さん。「でも、自分が悪いので『やらなきゃいけないんだ』と踏ん切りをつけ、『どんな色にも染まってやろうじゃないか』という気分でした」と、葛藤(かっとう)しながらも強く決意をし、社会に飛び込んだことを明かしました。

 一般企業に勤めるなかで、あるときパニック障害だと診断されたそう。仕事に行くことはもちろん、自宅から出ることもできない生活が約2年も続いたといいます。しかし、「(病気に)勝たなければダメだ!」と自身を鼓舞し、無事克服することができたのだそう。

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明日への扉~いのちのラジオ+~ | ラジオ関西 | 2022/10/09/日 17:00-17:30

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

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