兵庫県では18日に21日、19日に11人が新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかった。県内の感染者は513人(4月20日・午前0時現在)
■在宅勤務の男性が感染
尼崎市に住む30代の理学療法士の男性は、50人以上の感染者が判明し、院内感染の可能性が高い大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」に勤務。この病院では尼崎市が20代の女性看護師の感染が確認されている。西宮市の50代男性会社員は在宅勤務だった。
19日には感染者2人の死亡(この2人の年齢・性別非公表)が判明。兵庫県内の死者は19人。
■神戸・中央市民病院、神戸西警察署など集団感染増加
神戸市はすでに感染が判明している20~60代の女性3人が、集団感染が発生している市立医療センター中央市民病院の医師と看護師、入院患者だと明らかにしている。中央市民病院での感染者は看護師や患者ら26人にのぼる。
また神戸市環境局須磨事業所で家庭ごみの収集などを担当していた50代の男性職員2人らも感染。この事業所での感染者は5人。
兵庫県警によると、19日新たに判明した感染者のうち1人は集団感染があった神戸西警察署の40代の男性巡査部長。兵庫県警の警察官や職員の感染者は14人。