大阪・関西万博 政府目標の150か国・地域の参加達成へ 大阪で初の「国際企画会議」始まる 大阪名物“岩おこし”のおもてなしも… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪・関西万博 政府目標の150か国・地域の参加達成へ 大阪で初の「国際企画会議」始まる 大阪名物“岩おこし”のおもてなしも…

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 2025年大阪・関西万博に参加を検討している国、地域が一堂に集まる初の国際企画会議(International Planning Meeting)が25日、大阪市内で始まり、万博へ参加の意向を示す国など100か国以上の代表約250人が集まった。 

2025年大阪・関西万博 国際企画会議(International Planning Meeting)オープニングセレモニー<2022年10月25日午前・大阪国際会議場>
142か国・8つの国際機関が大阪・関西万博に参加を表明(10月25日現在)

 万博への招致活動は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で各国が渡航制限を設け、日本政府関係者が海外でPR活動が進まなかった。しかし、ドバイ万博(~ 2022年3月31日)終了後、9月までに50か国・地域が新たに参加を表明、ドバイ万博から大阪・関西万博への機運が加速した。

 不安定な世界情勢や建設資材の高騰、労働力確保など懸念材料もあるなか、会議では各国のパビリオン建設に向けた具体的な調整に入り、残り2年半と迫る開幕に向けて準備を急ぐ。26日は会場の人工島・夢洲(ゆめしま 大阪市此花区)を視察する。

 25日、グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)で開かれたオープニングセレモニーで、博覧会国際事務局(BIE/本部・パリ)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長は「日本が素晴らしい万博を主催できることは確信している。すでに国際博覧会を2回、このうち大阪では1970年に開催した実績がある。ドバイ万博はパンデミックの影響で開催期間がずれ込んだ。これにより大阪・関西万博の準備スケジュールにも影響が出たが、コンセプトや優先課題の選定など、開催までの約900日という短い期間で、迅速かつ効率的に決めて行かなければならない。COVID19(新型コロナウイルス)のパンデミック、経済危機や紛争、環境問題などを克服しつつ、参加国・地域は世界と何を共有するのか、技術を生かし、結集させてほしい」と呼び掛けた。

博覧会国際事務局(BIE) ディミトリ・ケルケンツェス事務局長「開催までの約900日という短い期間で、準備は迅速かつ効率的に」
初の国際企画会議、万博会場・夢洲の視察も予定されている

 このほかコーヒーブレイクタイムには、大阪名物の伝統菓子「粟おこし」「岩おこし」(あみだ池大黒・大阪市西区)、万博公式キャラクター「ミャクミャク」がデコレーションされたミニケーキ(リーガロイヤルホテル)が振る舞われた。

コーヒーブレイクに「粟おこし」「岩おこし」がもてなされた

 【2025年大阪・関西万博 公式サイト】

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