ゲームやボカロとのコラボにも挑戦 DJ KOOの人生観を変えた出来事とは「5年前に脳動脈瘤になって…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ゲームやボカロとのコラボにも挑戦 DJ KOOの人生観を変えた出来事とは「5年前に脳動脈瘤になって…」

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 男女5人組のダンス&ボーカルグループ・TRFのDJ KOOがパーソナリティを務める『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』(ラジオ関西)。初回の放送では「アニバーサリー」をテーマに、DJ KOOが自身の活動を振り返った。

DJ KOO

「放送第一回ということで改めて自己紹介がしたい」と切り出したDJ KOO。1993年にデビューした男女5人組のダンス&ボーカルグループ『TRF』のDJ担当&リーダーだ。グループはまもなく結成30周年を迎えるが、DJ歴はそれよりも長く約42年ほどになると言う。18歳、19歳のころから新宿の歌舞伎町にあるディスコでDJとして活動し、ダンスミュージックを制作していたときに小室哲哉氏と出会いTRFが結成された、と語る。

 最近はバラエティー番組に出演する機会が多いためか、TRFの写真を見て「DJ KOOがTRFとコラボしてる!」と投稿するSNSユーザーもいるのだとか。「『いやいや僕がTRFですから!』って(笑)。でもそういうのもネタになるかなぁと思っています」と素直な考えも明かす。

 そんなDJ KOOは、5年前の“ある出来事”によって人生観が大きく変わったのだという。

「5年前に脳動脈瘤という病気が見つかって、このままだと命が危ないとまで言われて手術を受けたんです。その間、家族を含めいろいろな方に支えてもらって、今こうして復帰できている。この体験で人生観が変わったんですね。今までは『カッコイイDJをやっていけばいい』と思っていたんですけど、今は『(周りに支えてもらって)いただいた命だから、たくさんの人に元気になってもらいたい、その手段にDJがある』という考えに変わりました。そのおかげか、スマホゲームだったりボカロ曲だったり多様なジャンルとコラボする機会も増えて、今も自身の広がりを感じています」(DJ KOO)

 続けて「今61歳だけど『これからがピークだな』と思う」と明かしたDJ KOO。今回のテーマ「アニバーサリー」に絡めて、リスナーにもエールを送る。

「例えば20代の人が30代になった時『もう30だから…』って自分に制限をかけたり視野を固めてしまう人もいろかもしれない、でも僕が小室哲哉さんに出会ったのは32歳の時ですからね。そこから人生が変わった。さらにバラエティー番組に出演し始めたのは52歳の時ですよ。だから『○歳になったから……』ってなる(あきらめる)のは違うかなと。人生って、とにかく一歩踏み込んでみる事でいろんな出会いがあるし、その出会いが素敵なアニバーサリーになっていくんじゃないでしょうか」

 年齢は関係なく、一歩踏み込んで出会いを作る。その言葉通り、最近では『DJ KOO presents ちゃんKOOお笑いLIVE!! ~笑う夜だから~』というお笑いライブのオーガナイザーも務めているのだそう。この企画を通してDJ KOOは「まだコロナ禍が続いていて緩和もまだできていないけど、来てくれたお客さんが笑顔になるのを見ていると、コロナ禍においても自分の生活を楽しんで笑うことっていうのは、絶対忘れちゃいけない、大切なことだと感じますね」と思いを語っていた。

【DJ KOO (ディージェイ・コー)】
1961年8月8日生まれ、東京都出身、日本屈指の盛り上げ番長!トータルCDセールスが2100万枚を超え、今なお多くの人に愛されるつづけているTRFのDJ, リーダー。
ソロとしては、“触れ合う人々をエネルギッシュに!元気に!笑顔に!”をモットーに、
ダンスクラシック、EDM から、J-POP、アニソン、ゲーム音楽まで幅広い音楽をDJスタイルにてプレイし、共感、賛同を得ている。

(※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2022年11月5日放送回より)

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