吉本興業のお笑いコンビ・マユリカ(阪本・中谷)がPodcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)のコーナーで、罰ゲームを懸けた対決を繰り広げ、敗北した阪本には「ソロライブの実施」という罰が課せられた。
番組で2か月に1度行われている対決コーナーでは、いつも過酷な罰ゲームを懸けた戦いを繰り広げている。前回の対決で敗北した阪本は「番組グッズ特典の“折り紙で折ったカエル”を2500個以上制作する」という罰を背負い、実際に今回の収録日の前日まで、丸2か月間ひたすらカエルを折り続ける事態になっていた。
そして今回の罰ゲームは「ソロライブの実施」。60分間、ゲストなしで内容自由のソロライブを年末までに行わなくてはならず、コンビの自主公演すらほとんど企画しないマユリカにとって、“地獄”といえる内容だ。
当然、これまでのキャリアでソロライブを開催した経験は12年の芸歴を通して一度もないとのこと。さらにそれを年内に行うとなると、ライブの時期はコンビで力を入れている漫才日本一決定戦『M-1グランプリ』の決勝戦直後の開催となる見込み。お互いに絶対に負けたくない状況で、戦いの火蓋が切られた。
対決のルールは、「(2015年以降の)キングオブコント歴代得点ランキングTOP10に入っている芸人」を2人で交互に回答していき、お互い5ターンずつ終了した時点で正解数が多かったほうが勝ちというもの。
まず阪本は中谷に対して「空気読んでくれよ」と、前回の罰ゲームを自身が受けたことをアピールしながら対決がスタート。一巡目では阪本が「ビスケットブラザーズ(2位)」、中谷が「空気階段(1位)」と近年の王者を回答して順当に正解。
2巡目の阪本は「コットン(9位)」で正解。「流れがこっちに来るのが見えた」と強気な発言をするも、続く中谷も「どぶろっく(3位)」で正解となる。しかし続く3巡目、「男性ブランコ(11位)」で不正解となってしまった阪本は「なんで(TOP10に)入ってないんじゃ」「もっと頑張れや!」と同期コンビに対して理不尽なクレームを叫ぶ。対して中谷は「かまいたち(4位)」で正解し、阪本は窮地に陥ることに。
そして4巡目に「ライス(14位)」を回答した阪本は、不正解の音が鳴るとと感情をあらわにして絶叫。幸い、次の中谷が「にゃんこスター(18位)」で不正解となるも、次のターンで正解しなくては自身の敗北が決定するという状況である。
そして迎えた5巡目で「さらば青春の光」を回答した阪本。「これで負けたら、うなげろりんを“嫌な仕事”とします」と宣言するものの、残念なことにザ・森東のコント師は17位で不正解。ソロライブの実施が決定してしまった。特にやりたいこともないという阪本は「ゆっくりハリーポッター音読するとかでもいい?」と中谷に打診するも、受け入れられることはなかった。