宝塚歌劇団OGで元星組男役の汐美真帆が、11月7日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。10月に開催された榛名由梨の舞台生活60周年記念公演「ミュージカル『永遠物語』~岩下俊作・作『無法松の一生』より~」での思いや、上演予定の舞台について語った。
そうそうたる宝塚OGらとともに、『永遠物語』に出演した汐美。パーソナリティの小山乃里子も「すごい舞台だった」と評した本作について、「榛名由梨さまだったからこそできた作品」だと話し、舞台上でのひとときを今も思い返しているという。
出演を通してあらためて宝塚のファミリー感を目の当たりにしたそうで、数年ぶりの舞台とは感じさせない出演陣の力量に感銘を受けたことが、声色からも伝わってきた。
退団後は関東の小劇場でのストレートプレイを中心に活躍。『永遠物語』や11月初旬に上演された舞台『黒蜥蜴〜永遠の花〜』では女性の役を演じているが、「男役ってなんて楽ちんなんだろう!」と思うほど、宝塚時代の男役がいかに自然体で演じられていたかを実感したのだそう。
11月11日(金)開催の「ノマドオペラin神戸 歌劇『カルメン』」に出演する汐美。第1回に続き2度目の参加となる今作はフランス語での上演となるそう。「フランス語」「オペラ」と聞くと近寄りがたさを感じてしまいがちだが、汐美が日本語でのストーリーテラーを務めるため、安心して観劇できそうだ。
第1回公演では「本物のオペラがこの値段(5000円)で観られるなんて」と好評を博したこともあり、「今後も『神戸でオペラが観られるのはノマドオペラ!』と言っていただけるように、根付いていけばいいなと思います」と熱量たっぷりに胸の内を語ってくれた。
「ノマドオペラin神戸 歌劇『カルメン』」は11月11日(金)、神戸文化ホール 中ホールでの上演を予定している。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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