吉本興業のお笑いコンビ・マユリカ(阪本・中谷)がPodcastオリジナル番組『マユリカのうなげろりん!!』(ラジオ関西)で、中谷がターンテーブルを使ったDJプレイを披露した。
先日迎えた中谷の誕生日に、プレゼントとしてDJ用のターンテーブルを贈った阪本。プレゼントを渡すと同時に、中谷に対して「ターンテーブルを使って番組のジングルを作って欲しい」という依頼をしていた。
すると、中谷は機材を使う環境を整えるため、自ら10万円を超えるMacBookを購入。阪本にも伝えずに自宅で練習を重ねていたという。そして肝心のジングルを作ってきたかと聞かれると「半分作ってきた」とのこと。というのも、ターンテーブル自体には録音機能が付いていないため、作って録音したものを流すことができない。そのため、中谷は実際にこの場でDJプレイの腕前を披露しなくてはならなかった。
まずは番組のジングルではなく、腕前を披露するために既存の楽曲を使ったパフォーマンス(MIX)をするという中谷。阪本が「盛り上げてくれていいで」と勧めたため、中谷は架空のオーディエンスを全力で煽ってから、用意した音源を流し始めた。しかし、しばらく流したところで中谷が焦り始め「あーあかん!」「むちゃくちゃ失敗した」とDJプレイは中断。
中谷はつなぎ合わせる予定だった2つの楽曲のうち、1つを流し忘れてしまったと説明し「ひよっこDJだから」と弁解した。そしてリベンジに挑む中谷だったが、2回目は流し始めた楽曲の再生速度が妙に遅いというハプニング。「なにこれ!」と慌てる中谷に、阪本は「もうええわ」とあきれた様子を見せた。
その後、3度目の失敗を経て4度目の挑戦でなんとか想定通りのパフォーマンスを披露できた中谷だったが、阪本は「もう分かった分かった、止めて」「リスナー減ってしまうわ」と、パフォーマンスを酷評。さらに、中谷がターンテーブルを使いこなせていない現状を「大切な人にスカーフをプレゼントしたらふきんにして使われているような気持ち」だと表現した。
そして番組の新しいジングルにする想定で中谷が用意してきた音源も、DJプレイを交えて披露されたが、阪本の判断で不採用に。中谷は「ちゃんと向き合ってきたからこそ悔しい」と真摯な姿勢を見せた。
(ラジオ関西Podcast『マユリカのうなげろりん!!』#63ひよっこDJ より)