飲み会やイベントがある際、お誘いの返事に「行けたら行く」って使いがちですよね。
よくよく考えてみると、「行けたら行く」っていうのは「その日、その時間に、行けるようでしたら行きますよ」という意味なのですが、その言葉の裏には「行けないようでしたら行きませんよ」という意味も含まれていて、ハッキリしているようでなんとも曖昧な返事ですよね（笑）。とはいえ、実際、私自身もよく使うのですが、ほぼ断る理由として使っていますね。
お誘いがあった際、明確に行けない理由、たとえば仕事や先約などがあった場合には「予定があるから行けないんです」と、はっきり返事ができますが……。
「別になにも用事はないけど、あんまり行きたくないなあ」と感じているものの、「相手からのお誘いやし無下に断ると気を悪くするのでは……」という思いから、やんわりと断る術として「行けたら行く」と使うのでは、と思うわけです。
皆さんも、そんな心の内を分かっていながら聞いたり使ったりしているのでしょうか？ 果たして、実際のところどうなのか、約半年かけて検証してみることにしました。
まず、ごちそうするだとか、相手が好きで仕方ないイベントのチケットをプレゼントするだとか、重要な話があるだとか……。どうしても行きたくなる魅力が多いにあるような誘い方はせず、あくまでも普通の誘い方をする、というのを調査の線引きとして設定しました。
日曜日や休日、仕事終わりの時間など、それぞれの相手ごとに行けそうなタイミングの開催とし、すべて割り勘であることをあらかじめ説明したうえで「飲みに行こう」「BBQするけど、どうですか？」と連絡をしてみました。そして、「行けたら行く」と返事をした方が実際に来るのかどうか、調査してみました。
イベントや飲み会を30回ほど企画してモニタリング調査してみたところ……。その結果は……!?
