大泉洋・柴咲コウが演じる夫婦と、有村架純・目黒蓮(Snow Man)が演じる恋人らが時代を超えて奇跡を呼び起こすラブストーリー。映画『月の満ち欠け』が、12月2日(金)に全国公開されます。
この映画で大泉は、20代から50代まで年齢を(28歳・36歳・47歳・55歳の)4つも自然に演じ分けていて見事です。
目黒も、恋に落ちる20歳の大学生とその後39歳になって主人公を訪ねる場面を演じています。
大泉と目黒の共演シーン撮影は1日だけだったのですが、その後2人は作品の広報活動を通していいコンビネーションを築いたようです。
11月21日に行われた舞台挨拶で目黒は「大泉さんが嘘をつくときの顔がわかるようになった。嘘を言って笑いを取りに行こうとしている準備段階の顔がある。ちょっと上を向きだすと、これ行くなあとわかるようになった」と指摘しました。
これに対し大泉は「ついに見抜かれるようになったか」と苦笑い。目黒について大泉は「目黒君がいると悪口が尽きない。次から次へと言いたくなって、目黒君に会った日の帰りはすっきりしている。僕の毒舌をそのまま受け取ってくれるのは新鮮。新しい笑いの形ができているような気がする。わりといいコンビ。これからも“洋ちゃん&めめ”でやって行けたらと思う」と明かすと、目黒は「うれしいです。大泉さんの優しさですね!」と満面の笑みだったそうです。
また別の試写イベントでは、目黒が「大泉さんはなんだかんだ言って、あまり面白くない僕のトークを盛り上げてくれる」とリスペクトを語りました。大泉が「一度、俺とバラエティ合宿だ! Snow Manを1年休んでTEAM NACSに入れ!」と大胆な提案をすると、目黒は「大泉さんみたいな面白いトークができるようになるならば……」とまさかの前向き発言をしています。
目黒によると、撮影の日は朝のメイクの時点で大泉の側から気さくに話しかけてくれたということで「僕の緊張をほぐそうとしてくれているんだな」と優しさを感じたエピソードを語っています。
また目黒と有村の場面については撮影前、目黒が有村から「撮影日数が少ない中で濃いシーンを撮るので、役を通して短い期間で信頼関係を築けたらいいなと思っています」と告げられたことを明かしています。目黒は「その話をしてくださったお陰で同じ目標の方向に行けたのかなと思います」「引き出しの多さに日々驚かされました」と噛みしめていました。
映画『月の満ち欠け』は、12月2日(金)公開です。(SJ)
◇映画『月の満ち欠け』
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。
キャスト:
大泉洋 有村架純 目黒蓮(Snow Man) 伊藤沙莉 / 田中圭 柴咲コウ
菊池日菜子 小山紗愛 阿部久令亜 尾杉麻友 寛一郎 波岡一喜 安藤玉恵 丘みつ子
原作:佐藤正午「月の満ち欠け」(岩波書店刊)
脚本:橋本裕志
監督:廣木隆一
音楽:FUKUSHIGE MARI
劇中曲:John Lennon「Woman」(ユニバーサルミュージック)
配給:松竹
(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会