兵庫県福崎町のご当地キャラクター「ガジロウ」がデザインされたフレーム切手「勤労河童ガジロウの休日」と「勤労河童 ガジロウの一日」が、12月1日、発売された。
福崎町は民俗学の父・柳田國男のふるさとであり、その著書には様々な妖怪が登場する。ガジロウは柳田の回顧録「故郷七十年」で登場する河童・ガタロの弟として誕生し、現在は福崎町のキャラクターとして、人気を集めている。
「勤労河童 ガジロウの一日」は、「起床」「タイムカードを押す」「アフター5」などの様子が、「池から顔を出すという仕事」中の写真ともにデザインされている。また「勤労河童 ガジロウの休日」は、ゴルフを楽しんだり、屋台で焼きそばを買う様子などガジロウのオフの姿がデザインされている。その風貌から「怖い」と言われることもあるというが、違った一面を見せている。
日本郵便によると、反響も大きく、一部の郵便局ではすでに完売になっているという。
「勤労河童ガジロウの休日」と「勤労河童 ガジロウの一日」は1シート84円切手5枚。シート単位での販売で1シート920円。各600シートが福崎町とその周辺の郵便局の他、ネットショップでも販売される。