吉本興業のお笑いコンビ・ダブルヒガシ(大東・東)がPodcastオリジナル番組『はちくちダブルヒガシ』(ラジオ関西)で、惜しくも準々決勝で敗退となった『M-1グランプリ2022』に対する心境や、今後の展開予想を語った。
先日『M-1グランプリ2022』準々決勝に臨んだダブルヒガシ。会場のウケは抜群で手ごたえ十分。その翌日に収録した『はちくちダブルヒガシ』(#29 準々翌日、発表前日)では、その好感触を隠すことなく「これで無理やったら芸人やめるわ!」などと高らかに宣言するほどだった。
しかし、結果は敗退。その悲しい未来を知らぬまま、“ホクホク”感全開で録音してしまった番組は今も公開されている。その恥ずかしさと情けなさから、今回の配信では「データ消してくれや!」と強く訴えていた。なお宣言通りの「引退」はせず、活動を続けるとのこと。
そして、それぞれが準々決勝敗退の事実を知った瞬間を振り返ることに。東は発表直前から、よしもと漫才劇場の楽屋で他の芸人らと結果発表の瞬間を待っていたという。セミファイナル進出への期待感が周囲にバレないようにしながら待機していたものの、準決勝進出者一覧を確認すると、そこにダブルヒガシの名前はない。思わず「(自分たちが)おらんわ!」と口にしてしまったとのことだった。
その後東は、家に帰って何もせず、ただただ3時間に横になっていたという。また「実際いつまで引きずっていたか」と大東から尋ねられると、東は「(準々決勝敗退者から1組が復活する)ワイルドカードの発表あたりまで」と約10日間も結果を引きずっていたと明かした。
一方で大東は、劇場で仕事を終えたあとすぐに家に帰り、1人で結果を見ようとしていたという。そして結果発表直前に玄関に到着し、すぐに敗退を知ることに。結果を知った直後は思っていたほど落ち込まなかったようだが、さらに3時間ほどが経ち、就寝前になると「どうすんのこれ……」とへこみすぎて眠れなくなってしまったと振り返った。
残念な結果に終わってしまったが、悪いことだけではないという。彼らが準々決勝で披露したネタは、YouTubeで公開されており、それをきっかけに周囲の芸人から大きな反響があったという。中でも「かが屋」や「ネルソンズ」など、普段交流のない芸人からも称賛の言葉があったことを嬉しそうに明かしていた。
そして2人は、全28組の準決勝進出者の中から決勝進出者を予想することに。大阪のよしもと漫才劇場を拠点に活動しているコンビを中心に予想を行い、中でも東が強く推したのは「カベポスター」「さや香」「ロングコートダディ」の3組。この収録の晩にファイナリストが発表となったが、予想は見事的中。その審美眼を発揮していた。
(ラジオ関西Podcast『はちくちダブルヒガシ』#31 芸人やめへんでぇ! より)